秋を探して・9月の白神岳

2017年 9月 5日          単独行

 すっかり秋らしくなってムズムズしていたこの日、やっと時間がとれて白神岳に行ってきました。貧乏性のため、購入してから3カ月温存していたニュー登山靴の履き初めをしました。
 午前5時15分能代出発。気温15度。ちょうど夜明け、朝日がまぶしい。めざす白神岳がくっきりと見え、期待が膨らむ。昼食の買い出しをして登山口駐車場を目指す。大間越付近からパトカーが後ろに。スピード控えめで林道に入ってもついてくる。結局駐車場まで。近づいてくる警官にやばい!と思ったら、登山マナー推進キャンペーンとのこと。巡視員の人と話をしているのを横目に、ホッとして6時30分出発。気温16度、快晴。登山届を出して、ブナ林に入ると冷気が気持ちよい。履き初めの登山靴もよい感じだ。いつものペースで二股分岐まで30分、最後の水場まで1時間。水を補給して蟶山への急登へ。さすがに暑い。汗がふき出す。7時50分蟶山分岐着。紅葉している木は見当たらない。ここからのブナの尾根は木漏れ日と緑のシャワー。最高の気分。登山靴を汚さないように、ぬかるみをいつもより避けている。やっぱり貧乏性だ。稜線への急登付近からミヤマアキノキリンソウ、オヤマリンドウが咲いている。9時大峰分岐着。岩木山、向白神岳がお出迎え。稜線の花もきれい。お花畑で写真を撮っていると一人の登山者が追い越していく。9時30分山頂着。気温17度、快晴。鳥海山、岩手山、八甲田山など、見えるべき山がすべて見えている感じ。先着した登山者は弘前から。八甲田山、岩木山で今回が三座目とのこと。初心者だが、2時間30分で登っており、びっくり。しばらくすると300名山をめざしている島根県からの登山者が到着。一カ月山旅をしているとのこと。すごい人がいるものだ。カップ麺とおにぎり、コーヒーでゆっくり昼食。山頂で1時間30分費やす。突然ガスが沸いて、周囲が真っ白。山の天気は変わりやすい。10時50分下山。4人の登山者とすれ違う。12時10分蟶山分岐を通過。水場で頭から水を浴びて、13時20分駐車場着。下界は思ったより暑い。
 紅葉している木は2~3本ぐらいしか見当たりませんでした。紅葉の最盛期にはまだまだです。9月に入ると一カ月前とは大違い、楽に登れるのがいいですね。
 登り、蟶山分岐まで1時間20分、大峰分岐まで2時間35分、山頂まで2時間50分、
 下り、蟶山分岐まで1時間20分、駐車場まで2時間30分、山行時間は6時間50分でした。




山頂から避難小屋と岩木山、向白神岳
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朝日がまぶしい!好天の兆し
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登山マナー推進キャンペーンの打ち合わせ中
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緑のシャワー!ブナ林
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紅葉が始まったハウチワカエデ
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緑に覆われたブナの巨木
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岩崎方面
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やっと見つけた紅葉
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色付き始めた灌木
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ハクサンシャジン
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鮮やかな色がきれいなオヤマリンドウ
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オヤマリンドウの花の中はソフトクリーム
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岩木山と向白神岳がお出迎え
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山頂をめざす登山者
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一輪だけ咲いていたチシマフウロ
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八甲田山
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登山靴の履き初め、いい感じ!
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山頂でいつもの記念撮影
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真夏の白神岳へ

2017年 8月19日     単独行

 多忙を極めた日々がやっとおわり、晴れて8月の白神岳に行ってきました。
 ほぼ日の出時刻の午前5時、能代出発。気温24度、上空は曇り。白神山地の山並みも雲をかぶっている。県境付近は通り雨があったのか、道路が濡れている。6時いつもの駐車場着。8台の車。相変わらず関東近郊のナンバーが多い。川越ナンバーの登山者が出ていく。今にも降り出しそうな天気の中、6時45分出発。登山届を提出し、登山道に入る。二股分岐で先行する登山者を追い越す。気温は22度だが、湿気が多く蒸し暑い。最後の水場で水を補給し、蟶山へのきつい登りへ。すぐに汗がふき出す。何回登ってもこの登りはつらい。水場から20分以上かかって蟶山分岐。中高年の夫婦が休んでいる。静かだった山が、8時になって一気に蝉の鳴き声でにぎやかに。ここからは気持ちのよいブナ林の尾根歩き。ガスが深くなったり、わずかになったり。イタヤカエデの黄色い落ち葉、キノコなど、随所に秋の気配。一人の登山者がすごい勢いで追い越していく。そんなに急がなくても山頂にたどり着けるのに。稜線に近づくにしたがって、花が出迎えてくれる。ハクサンシャジンが今が盛り。アキノキリンソウ、キオン、トウゲブキなどの黄色い花が目立つ。9時10分大峰分岐着。下着まで汗でびっしょり。気持ちが悪い。周囲はガス。向白神岳もガスの中。お花畑を楽しみながら、9時40分山頂着。気温22度。周囲は真っ白。10人ほどの登山者でにぎわっている。4人の県外からのグループ、一人が眼鏡を落としたということで4人で山頂の藪を捜し始める。手伝おうかと思っていたら、落とした人が手に持っていたということで一件落着。笑うに笑えず。久しぶりにカップ麺とおにぎり、コーヒーで昼食。仙台からの登山者、雨が多く晴れているところはここだけだったので、白神岳に来たとのこと。いろんな人がいる。10時15分降り出した雨の中下山。3グループとすれ違う。みんな汗だく。ひたすら下って、13時10分駐車場着。
 この暑さの中の白神岳は本当にきつい。みんな、よく登るなあと感心します。一年間で一番、冬山より体力消耗が激しいと思うのですが。寒い冬山を懐かしく思うなんて、人間って勝手です。
 登り、蟶山分岐まで1時間15分、山頂まで2時間55分、
 下り、蟶山分岐まで1時間40分、駐車場まで2時間55分、山行時間は6時間25分でした。




ハクサンシャジンが真っ盛り
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日の出の藤里駒ケ岳
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態度悪い!サルの親子
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これって何???
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美しいブナ林
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ハクサンボウフウ
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キオン
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ガスに包まれた山頂部
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ゴゼンタチバナの実
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トウゲブキ
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山頂で記念撮影
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一瞬の青空
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小雨の中、下山する登山者
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幻想的なガスのブナ林
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秋の山の幸
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イタヤカエデの落ち葉のじゅうたん
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涼を求めて、桃洞沢から赤水沢へ

2017年 8月 6日            三人行

  うだるような猛暑が続くこんな日は、沢に行きたくなります。ということで、孫の世話から解放されたこの日、森吉山の沢を歩いてきました。桃洞沢から赤水沢への周回コースです。
 午前6時能代出発。いつもより遅出だなあと思いながら森吉山を目指す。7時40分、森吉山野生鳥獣センター着。岩手ナンバーの車が留まっている。センターはひっそり。気温19度だが、直射日光は暑い。20mザイルと10mザイルをザックに入れ、日焼け止めをたっぷり塗り、防虫スプレーを噴きつけて8時出発。ブナ林に入るとひんやり。冷気が気持ちよいと思っていたら、やぶ蚊がまとわりつく。速足でブナ林をぬけ、8時30分桃洞・赤水分岐通過。沢の中に入って、やぶ蚊から解放される。8時55分桃洞滝着。ここで岩手県から来た二人組の登山者に追いつく。兎滝に行くが、初めてということで一緒に行動することに。ここでヘルメットをかぶり、桃洞滝の左岸を登る。岩盤にステップが刻まれており、ありがたい。上部に出て階段状の小滝を越えていく。気温24度。涼しい。水深10cmほどの舗装道路のようなナメを歩いて行くのは最高。子供にもどったような気分でバチャバチャと歩く。9時20分中ノ滝着。同行した二人から感嘆の声。大喜びである。右岸を登って難なく上部へ。男岩をながめてなぜか大喜び。9時30分男滝着。桃洞沢最大の難所だが、左岸にロープが3本設置されており、ここも難なく登り切る。5分ほどで本流と峰越えして赤水沢に至る左ノ沢との二股。左ノ沢に入る。急に沢が狭くなり、流木が行く手をさえぎる。倒木でプールができ、ぬかるむ個所もある。歩きにくい沢を約1時間、峰越え地点に到着。ここからは下り。ウォータースロープのような赤水沢への枝沢に入る。滑る沢床に苦労しながら11時15分赤水沢上流部に降り立つ。ここで昼食。同行者がザックから取り出したのはなんと北海道から取り寄せたというジンギスカン。、ジュージュー焼き始める。こんな場所でジンギスカンを食べれるとは。赤水沢をながめながらごちそうになる。最高。長い昼食を終え、12時20分下り始める。3か所ほどの大きな滝をザイルを活用して慎重に通過。12時55分兎滝上部着。10mと20mのザイルを連結して、左岸を慎重に慎重に下る。兎滝の水量が少ない。ザイルなしでも下れそうだ。ここでスリーショット。数十m下った沢の真ん中に大きなブナが根こそぎ横たわっている。上部から崩れ落ちたのだろう。痛々しい。片づけに時間がかかりそうだ。13時35分、玉川・赤水分岐着。2名の登山者と出会う。兎滝を見に来たのだろうか。ここからの赤水渓谷はさらに素晴らしい。甌穴に気を付けながら、U字渓谷の川床をゆっくり下る。イワナが素早く泳いでいる。尾根上の緑の樹木と青空のコントラストがきれいだ。正に天国の散歩道。同行した二人は驚嘆の声を何度もあげている。14時20分桃洞・赤石分岐に戻る。ここからのブナ林で数か所やぶ蚊に刺され、14時50分野生鳥獣センター着。車が20台ほどに増えている。同行した二人に挨拶をして、帰路につく。
 気温24度~26度。正に納涼登山でした。偶然出会った岩手からの登山者とご一緒し、思ってもみなかったジンギスカンをごちそうになりました。この時期のこのコースの沢歩き、最高です。紅葉の時期にまた来たいものです。
 登り、桃洞滝まで55分、男滝まで1時間30分、峰越えまで2時間40分、赤水沢上部まで3時間15分、
 下り、赤水沢上部から兎滝まで35分、玉川・赤水分岐まで1時間15分、桃洞・赤水分岐まで2時間、野生鳥獣センターまで2時間30分、山行時間は6時間50分でした。
 



鏡のような赤水渓谷の水面
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国土地理院発行二万五千分の一地形図「玉川温泉」
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森吉山野生鳥獣センターを出発
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木漏れ日のブナ林
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桃洞滝
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桃洞滝の上流は小滝が続く
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青空をバックに桃洞渓谷
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中ノ滝と同行者
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男滝
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男滝を登る
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赤水沢に至る左ノ沢入口
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左ノ沢に入っても小滝が続く
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沢が狭まり、もうすぐ源頭
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峰越えはこんな感じ
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昼食のジンギスカン
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気持ちよさそうに沢を下っていく
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兎滝上流部の難所
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兎滝すぐ上部の滝
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兎滝をバックに記念撮影
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沢の真ん中に倒れたブナの巨木
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30年ぶり?の小岳へ

2017年 7月27日       単独行

 明日から天気が下り坂の予報でどこか山に行こうかと思いましたが、午後から孫の相手があり30年ぶりに小岳に行ってきました。
 小岳は藤里駒ケ岳の西隣、白神山地の奥深くにある1042.3mの山ですが、アプローチが2.1kmの悪路の林道のため、なかなか行けない山です。
 午前5時能代出発。米代フォレストラインを素波里ダム目指す。期待した天気は曇り空。気温15度。1時間ほどで素波里園地着。小岳まで21kmの標識を見ながら林道に入る。砂利道から石が露出したデコボコ道に。車の底をこすらないように、慎重走行。30分ほど走って藤里駒ケ岳への分岐を過ぎると、さらにデコボコ。引き返したい気持ちで、さらにゆっくり走行。分岐から林道を30分ンほど走って、やっと登山口着。トイレ、巡視管理棟わきに駐車。クマが出没しそうでこわい。登山道は周回できるようになっており、右のコースを登る。気温19度、蒸し暑い中を午前7時出発。沢の右岸を進むとエゾアジサイ、サワヒヨドリがお出迎え。ブナ林の急登に入ると汗がふき出す。日射が強いだけに、ブナ林の中はヒヤッとして気持ちがよい。木漏れ日もよい。いつもは見過ごすツルアリドオシが満開。丸く膨らんだギンリョウソウが可愛らしい。正面から見ると、ゲゲゲの鬼太郎の目玉おやじ。50分ほどでブナ林をぬけ、低灌木に。視界が開け、岩木山、藤里駒ケ岳、田代岳が見える。最後の登りを終え、8時30分小岳山頂着。上空は巻層雲、気温26度だが、快適。静かな山頂である。森吉山がやっと見える程度の展望。白神岳、二ツ森、焼山、青鹿岳など白神山地の山々が見渡せる。世界遺産のブナ原生林も。積雪期に歩きたいと思っている冷水岳から小岳までの稜線を確認して、9時10分下山。右側の登山道を下る。ブナの二次林がきれいだ。途中で2名の作業員と出会う。ブナにピンクテープを巻いている。何しているのかなあと思いながらひたすら下る。10時登山口着。新潟ナンバーのブナ生息調査と書かれた車が留まっている。暑い。気温は30度を超えている。藤里駒ケ岳に寄ろうかと思ったが、この暑さに気持ちが折れる。11時45分、自宅着。かみさんの驚いた顔を見ながら、昼食。
 久しぶりの小岳でした。よい山ですが、これだけでは物足りなさが残ります。林道も車がかわいそうだし。
 登り1時間10分、下り50分、山行時間2時間40分でした。




ギンリョウソウ、正面から見ると目玉おやじ!
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目玉おやじ!
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小岳登山口のトイレ(左)と巡視管理棟(右)
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クマが出そうな登山道
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エゾアジサイ
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秋の花?サワヒヨドリ
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トリアシショウマ
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よく整備された登山道
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仲睦まじいツルアリドオシ
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楕円形のギンリョウソウ
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ギンリョウソウの横顔
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青空をバックに小岳山頂
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白神岳
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二ツ森
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田代岳
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岩木山
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山頂で記念撮影
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山頂にある山ノ神の祠
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きれいなブナの二次林
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花の見ごろも終盤 秋田駒ケ岳

2017年 7月20日    単独行

 昨年に引き続いて、中生保内口利用で秋田駒ケ岳に行ってきました。今回のコースは、金十郎長根を登り、五百羅漢、男岳経由で女目岳。帰りは、大焼砂からムーミン谷に下り、五百羅漢にぬけ、金十郎長根を下りました。
 中生保内口から金十郎長根、五百羅漢、男岳のコースは、その昔男岳に祀られる駒形神社を参拝する信仰登山の道でした。八合目までの車道が開通するまでは、主要な登山道だったのです。
 夕方4時幼稚園に孫を迎えに行くという使命があり、それまでに帰る約束で、午前4時暗い中を能代出発。眠い中、よくやるなあと我ながら感心する。次第に明るくなるが、上空は曇り空。中生保内牛沢の集落に林道入り口の案内板がある。舗装と砂利道を6.5kmほど走り、6時30分登山道入り口着。車が6台ほど留められるスペース。こんもりとした林に囲まれ、今にもクマが出没しそう。6時50分気温19度、曇り空の中出発。沢を2回渡るが、祓川というらしい。信仰登山のコースらしい。杉とブナの林が、しだいにブナ林に変わる。急登で汗がふき出す。地図上の白滝は下部になっているが、登山道わきの水場が白滝である。水を補給して外輪の分岐をめざす。分岐手前でササが登山道におおいかぶさっている。そのササに夜露が降りていて、ズボンがびっしょり。靴の中までびっしょり。これは想定外。7時40分御坪分岐着。左に曲がって、10分ほどで1115.7m三角点。ここからの山頂部の眺めは最高。カルデラの向こう、雄大な男岳の隣に気性が荒そうな女岳が寄り添う。振り返ると田沢湖。和賀山塊が雲の上に浮かんで見える。眺望を楽しんで、金十郎長根を水沢分岐目指して登る。途中、ササヤブもあるが、苦になるほどではない。緩やかな登りで、息が切れることなく標高を稼ぐ。冷たい西風が心地よい。トウゲブキ、ハクサンボウフウ、アカモノ、ミヤマダイコンソウなど花が豊富。群落しているオニアザミのとげが痛い。8時45分水沢分岐着。五百羅漢の向こうに見る男岳は雄大そのもの。これを登ると思うと気が重い。足場の悪い登りを終え、9時30分やっとこさ男岳着。4人の登山者。ニッコウキスゲが咲き乱れる男岳斜面の写真を撮り、あみだ池を通過して10時女目岳着。気温22度、冷たい風が吹き涼しいというより寒い感じ。東京から来た登山者が寒いと驚いている。10時20分下山、登山者の多い大焼砂を目指す。終盤を迎えているコマクサを見ながら、ムーミン谷に下る。エゾツツジ、ミヤマキンポウゲ、ウサギギク、ミヤマコウゾリナ、アオノツガザクラ、ミヤマリンドウなど花が豊富。チングルマは白い花と風車の実が共演。たくさんの登山者が楽しんでいる。ここから岩峰「錫杖頭」下部を通過して、男岳の急登をトラバースして五百羅漢に通じる地図上の登山道を捜す。前回は見つけられず、男岳の中腹に直登したが、今回は幸いにもかすかに残る登山道を通り、尾根上の五百羅漢へ。楽なコースである。ここからは金十郎長根を下る。なだらかな下り坂。正面に田沢湖、左にカルデラの御坪、正面に奥羽山脈。最高の尾根歩き。13時御坪分岐通過。木漏れ日のブナ林を下り、13時30分登山口着。孫のお迎えのため、急いで能代を目指す。

 花の見ごろも終盤でしたが、たくさんの種類の花を愛でることができ、大満足の山行でした。ムーミン谷のチングルマは圧巻でした。あれだけでも、五百羅漢から男岳を登った甲斐があったというものです。信仰の道を登って清らかな気持ちになり、、ムーミン谷の花を愛で美しい心を持つ、中生保内コースお勧めですね。
 

 中生保内・・(6.5km)・・登山口・・(0.8km)・・御坪分岐・・(2・0km)・・水沢分岐・・(1.0km)・・男岳

 登り、御坪分岐まで50分、男岳まで2時間40分、女目岳まで3時間10分、
 下り、横岳まで30分、ムーミン谷駒池まで1時間10分、五百羅漢まで1時間50分、登山口まで3時間10分、
 山行時間は6時間40分でした。




見つけにくい中生保内の案内板
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国土地理院発行二万五千分の一地形図「秋田駒ケ岳」「国見温泉
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クマが出没しそうな登山口
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その昔禊をしたとされる、5合目白滝
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その昔ここから天界とされた、外輪の末端・御坪分岐
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1115.7m三角点からの山頂部
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和賀岳(左)と薬師岳(右)
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とげが痛いオニアザミ
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ミヤマオトギリソウ
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淡い青が美しいハクサンシャジン
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水沢分岐から見上げた五百羅漢から男岳への登り
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水沢分岐
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ミヤマハンショウヅルの花
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ミヤマハンショウヅルの実
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ミヤマダイコンソウ
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五百羅漢
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トウゲブキ
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ミヤマウスユキソウ
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エゾツツジ
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その昔、たくさんの人々が参拝に訪れた男岳の駒形神社
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火口内の小岳とムーミン谷
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男岳斜面のニッコウキスゲ
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女目岳山頂にて記念撮影
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コマクサ
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チングルマの実
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チングルマの実
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チングルマの花
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アオノツガザクラ
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ミヤマリンドウ
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ハクサンフウロ
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気性が荒そうな女岳
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開放的で気持ちのよい金十郎尾根の下り
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プロフィール

ナリユキ

Author:ナリユキ
 秋田県能代市にあります浄土宗光久寺というお寺の住職をしております。山登りを趣味とし、機会を見つけて近場の山に登っております。白神岳をホームグランドとして、月に2~3回の山行を目標としており、白神岳には一年を通して毎月1回は登っています。山日記のホームページも開設しています。
年齢的にいつまで続くことやら。

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