網張温泉から岩手山(2038.2m)へ

2016年 7月16日   二人行

 土、日、休日運行の網張スキー場リフトを利用し、岩手山往復登山をしてきました。
 4時50分、日差しがある中を能代出発。十和田インターから東北自動車に入り、岩手山を目指す。県境付近は霧雨。不安な気持ち。滝沢インターを降り、網張温泉を目指す。コンビニでおにぎりを調達する予定であったが、そのコンビニがない。7時30分網張着。車が10台ほど留まっている。温泉の本館でおにぎりを求めるがない。やむをえず、持参したパンと自販機の牛乳で朝食を済ます。フロントの若い女性がかわいそうに思ったのか、宿泊客用らしいリフトの割引券をいただき、1600円が1200円に。感謝、感謝。 深いガスの中、7時50分リフトに乗車。気温22度。寒い。次第にガスが晴れて、青空も見える。8時20分リフトを降り歩き出す。下界は雲海。1組の登山者を追い越し、8時50分最初のピーク犬倉岳着。ガスで何も見えない。アオモリトドマツ林の中を進む。歩きにくい階段を登って姥倉山と黒倉山の稜線に出ると、森林限界を越え平原になる。気持ちのよい登山道。ガスが時折晴れると、雄大な稜線が見渡せる。大きな山体である。山頂はガスの中。10時10分2つ目のピーク黒倉山着。大地獄谷から白煙がモクモクと上がっている。10時25分、鬼ケ城にとりつく。狭い稜線のアップダウンが続く。登山道わきの花々から力をもらう。溶岩の大きな岩が行く手をさえぎる。緊張と疲れでまいっているとニッコウキスゲの大群落。こわい岸壁を登り切るとコマクサが応援してくれる。2組の登山者を追い越し、12時10分不動平小屋着。水補給のため、八合目小屋を往復する。手軽なコースである馬返しから登ってきた登山者でにぎわっている。13時10分、岩手山山頂着。ガスで何も見えない。13時25分下山。周囲は暗くなり、霧雨が降り出す。気温23度、寒い。雨具を着こむ。リフトが17時で停まるのでカップ麺を食べる余裕がない。、パンをほおばりお花畑コースに入る。名前はお花畑コースだが、登山道は荒れていて歩きにくい。焦る気持ちを抱えながら、先を急ぐ。ひどいコースだ。1時間以上かかってお花畑着。湿原に木道だが、花がほとんどない。この先左岸の道が崩れ、沢の中を歩く。若いご夫婦を追い越し、無言で黒倉山を目指す。黒倉山をトラバースするころには周囲が暗く感じる。とにかく17時までリフト乗り場着を目指して先を急ぐが、空腹が疲れを助長する。きつい!犬倉山もトラバースし、16時10分リフトにやっと乗り込む。暗くなりかけた駐車場に16時30分着。日帰り温泉に浸かり、能代を目指す。朝も昼もまともな食事をしていないため、すきっ腹が限界。岩手山サービスエリアで生姜焼き定食を食べる。おいしい。最高においしい。20時45分、疲れ切って自宅着。
 30年ほど前に八幡平から岩手山までの裏岩手縦走以来のコースは、思った以上に長く感じました。登山ガイドのコースタイムはかなり厳しいタイム設定に思います。こんな厳しいコースを中高年の女性パーティがガイドなしで歩いているのを見ると、驚くとともに心配に思います。
 登り、リフト降り場から黒倉山まで1時間50分、不動平小屋まで3時間50分、八合目小屋往復40分を含めて山頂まで4時間50分、下りお花畑まで1時間10分、リフト乗り場まで2時間45分でした。
 


鬼ケ城から屏風尾根(左)と岩手山山頂(右)
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網張スキー場は深いガスの中
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スキー場上部から見た下界は雲海
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ヨツバシオガマが早速お出迎え
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黒倉山から姥倉山を振り返る
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噴気が沸き上がる大地獄谷
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黒倉山からこれから目指す鬼ケ城
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いろんな花が背中を押してくれる、アカモノ
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ハクサンシャクナゲ
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ハクサンボウフウ
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ムシトリスミレ
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ニッコウキスゲの群落
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鬼ケ城よりお花畑を見下ろす
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ミヤマウスユキソウ
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行く手をさえぎる岩、中央の亀裂を登る
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こんな大きな岩も
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エゾツツジ
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登山者でにぎわう八合目小屋
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やっと会えたコマクサ
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ガスの山頂でツーショット
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噴火口、手前にコマクサが咲いているのですが。
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お花畑から鬼ケ城を見上げる
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お花畑の名前ほど花は見当たらず
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国土地理院発行二万五千分の一地形図「松川温泉」
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涼を求めて岩手山へ

 8月21日   二人行

 連日の猛暑にうんざりで、標高が2000mを超える山だったら涼しいだろうと、タロンペ氏を誘って岩手山・焼走りコースに行ってきました。
 午前5時能代出発、赤く大きな朝日をまぶしく感じながら焼走り登山口へ。途中、朝霧のため岩手山は見えない。2時間半ほどで駐車場着。岩手山が青空をバックに美しい。気温27度、蒸し暑さを感じる中を出発。樹林帯の中は風がなく、すぐに汗が吹き出す。サウナのような暑さの中、1時間10分ほどで第2噴出口跡。かすんでかすかにしか展望はきかない。第1噴出口跡を過ぎるとお花畑。砂礫地にヤマハハコ、オヤマソバ、ミヤマアキノキリンソウ、イワブクロが美しい。その中にコマクサがちらほら。散らずに待っていてくれたことに大感激。しばらく楽しんで、ダケカンバの樹林帯に入り長い長いトラバース、やっと上坊との分岐のツルハシ分れ。ここから1時間ぐらいの急登でやっと平笠不動避難小屋へ。登山道の両脇はヤマハハコの大群落。黄色いミヤマアキノキリンソウを見ながら、火山礫の道を登り外輪へ。山頂には7~8人の登山客だが、どんどん登ってくる。雲がわき上がり展望はきかないが、気温は25度とすごしやすい。次第に雲と冷気が上昇してきて、気温は22度まで下がる。寒くさえ感じる。下界と10度以上違う。昼食後下山。いつもより水分の摂取量が多く、残った水の量に不安を感じながらひたすら下る。自衛隊の演習の爆音をうるさく、山の雰囲気がそがれる。それにしてもタロンペ氏の下りは速い。ついて行けない。しだいに暑くなり脱水気味で駐車場着。気温33度。
 求めた涼と、予想しなかったお花畑にうれしい山行でした。それにしても、岩手山はどのコースもきつい山です。
 登り:第2噴出口跡まで1時間10分、ツルハシ分かれまで2時間10分、平笠不動避難小屋まで3時間10分、山頂まで3時間50分。
下り:ツルハシ分かれまで1時間20分、第2噴出口まで1時間50分、駐車場まで2時間40分。行動時間は7時間25分でした。


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焼走り駐車場より山頂


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登山届けに記帳して出発


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第2噴出口跡より山頂を望む


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コマクサ


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平笠不動避難小屋


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ミヤマウスユキソウ


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岩手山山頂


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ミヤマハンショウヅルの花(右)と実(左)


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ミヤマハンノキの林床にミヤマアキノキリンソウの群落が!


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登山道の両脇をヤマハハコが飾る


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オヤマソバ


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焼走り溶岩流


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☆同行者タロンペ氏のブログはこちらです


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プロフィール

ナリユキ

Author:ナリユキ
 秋田県能代市にあります浄土宗光久寺というお寺の住職をしております。山登りを趣味とし、機会を見つけて近場の山に登っております。白神岳をホームグランドとして、月に2~3回の山行を目標としており、白神岳には一年を通して毎月1回は登っています。山日記のホームページも開設しています。
年齢的にいつまで続くことやら。

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