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晩秋の薬師岳・和賀岳へ

2018年11月 4日      単独行

 10月8日に行く予定だった和賀・薬師岳に、快晴が確実視されるこの日、単独で行ってきました。
 久しぶりに早起きをして、5時15分能代出発。予想に反して、上空に雲が広がっている。自動車道を利用して、大仙市太田町を目指す。ラジオで、東北地方の北部は快晴の予報を伝えている。期待が膨らむ。真木林道に入ると、周囲は紅葉が真っ盛り。渓谷美と相俟って抱返り渓谷に劣らない素晴らしい美しさ。紅葉の中を通過して、7時30分山小屋がある終点に到着。1台の宮城ナンバーの車が留まっている。車泊して、早立ちしたらしい。7時50分、曇り空の下を出発。林道を10分ほど歩いて、甘露水登山口へ。甘露水で水を補給する。ここで、ウンチクをひとつ。甘露とは仏教用語。語源はインドの「サルピス(この上ない味)」。この言葉が中国に伝わって意訳され、「甘露」となる。ちなみに、カルピスという商品名は、このサルピスからとったもの。薄暗い造林杉をぬけるとブナ林。今が紅葉真っ盛りで周囲は真っ黄色。ブナ台を通過して、8時40分、最後の水場の滝倉へ。この辺になるとブナは落葉して、寒々とした雰囲気。9時10分、倉方からは尾根の登り。しだいにガスが広がり、周囲は真っ白。何も見えない。こんなはずではなかったと思いながら、足場の悪い崩落地をこえて、薬師分岐へ。左に仙北平野が見えるはずが真っ白。9時45分、雪が溶け残っている薬師岳着。ここから和賀岳までの気持ちのよい稜線歩きのはずだが、期待外れ。写真を撮ることもなく、景色を楽しむこともなく、ひたすら歩を進める。10時15分小杉山着。小鷲倉あたりで下ってきた登山者とすれ違う。山頂は冷たい風で、休める状態ではないとのこと。お礼を言って、最後の登り。草紅葉の中の登山道だけに雪が残っている。11時10分和賀岳着。何も見えない。西風が冷たい。ウィンドブレーカーを着込み、記念写真を撮ってすぐに下山。山だからこんのこともあるよと言い聞かせながら、来た道を引き返す。稜線を越していくガスの流れがいやに速い。晴れそうな気配。しばらく待つことに。ダウンジャケットを着て昼食にする。予想通り、次第に視界がよくなり青空が広がる。山肌の葉を落としたブナ林のモコモコが日を浴びて美しい。登りで撮れなかった分、バシャバシャ写真を撮る。13時40分、薬師岳に戻ったころには、和賀岳も顔を出す。遠くの山々も見渡せる。真昼岳、女神岳、そして期待していた仙北平野も。ガスでショックを受けていただけに、嬉しさは2倍。楽しみながらゆっくりゆっくり下る。ブナ台のブナが日を浴びて黄色に輝き、まぶしい。15時20分、無事、車へ。
 絶対に晴れると確信して和賀岳に向かいましたが、登りはガスで何も見えませんでした。幸いにも、下りでは天気が回復し、素晴らしい晩秋の薬師岳・和賀岳を堪能しました。秋の空です。
 登り、薬師岳まで1時間55分、小杉山まで2時間25分、和賀岳まで3時間20分、
 下り、薬師岳まで昼食を含んで2時間20分、車まで4時間、行動時間7時間30分、30,900歩でした。
   



登山口の看板より
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真木渓谷の紅葉
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真木渓谷には滝が随所に
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駐車場に車は2台だけ
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甘露水で水の補給
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ブナ台のブナは真っ黄色だが、
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上は葉を落としたブナに
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薬師岳山頂方面はガスの中
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和賀岳の急登には積雪が
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寒く何も見えない山頂で記念撮影
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ガスがはれてダケカンバが顔を出す
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薬師岳が姿を現す
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山肌をおおう、ブナの白いモコモコ
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薬師平のナナカマド
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暑いくらいの日差しが差し込む
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さっきとは打って変わって、薬師岳への気持ちのよい稜線歩き
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さっきまでガスの中のブナ林
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やっと顔を表した和賀岳
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遠くの山々が見渡せる
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女神岳(左)と真昼岳(右)
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大甲・甲山縦走コース
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日差しの中、急斜面を下る
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まぶしそうなブナ林
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こちらもブナ林
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ブナ台の色鮮やかなモミジ
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花の和賀岳・薬師岳へ

2012年 7月29日    二人行


 この時期、和賀岳・薬師岳の花がきれいとの情報を得て、タロンペ氏と花を求めて行ってきました。
 薬師岳に登り、和賀岳までのコースは長丁場なので、余裕をもって早朝4時30分能代出発。高速を使わず、能面道路を通って、真木渓谷の登山口へ。途中、中里温泉の送迎バスとすれ違う。駐車場には5台ほどの車。県外ナンバーの車も。気温25度、曇天の中6時57分出発。5分ほどの甘露水でのどを潤す。これがうまい。杉林の登りが、ミズナラ、ブナと変化していく。1時間弱で清滝の水場。ここの水もおいしい。腹一杯飲んで薬師岳をめざす。途中、一組もグループを追い越す。尾根上に上がると、時折吹く風が心地よい。周囲はガスの中。2時間ほどで薬師岳山頂。ガスの中、風が冷たくウィンドブレイカーを羽織る。ガスにかすんだ薬師平お花畑がきれいだ。エゾニュー、トウゲブキ、ハクサンフウロ、クガイソウ、ヨツバヒヨドリなど。小杉山で大坂からきた女性二人と会う。300名山を目指しているとのこと、残りわずかだそうだ。きちんと読図をし、体力もすごい。10時40分、和賀岳山頂着。山頂のお花畑の美しさに大感激。一週間前はニッコウキスゲが満開だったそうだが、今はトウゲブキの黄色、エゾニューの白、ハクサンフウロの紫など一面の花。時折、高下岳が見える程度で、展望は悪いが大満足。岩手県側から登ってくる人も多い。1時間以上休憩し、下山。登りでは気がつかなかったが、ブナやミズナラの巨木が多い。特に、幹回り6m以上はあろうかというミズナラの巨木にはびっくり。みんな、気がつかずに通り過ぎているのではないか。
 和賀岳山頂まで長丁場ですが、鳥海山や森吉山とはまた違った、和賀岳の美しいお花畑を満喫できました。
コースタイム 
 登り、清滝(水場)まで55分、薬師岳まで2時間8分、小杉山まで2時間50分、和賀岳まで3時間43分  下り、薬師岳まで2時間2分、清滝(水場)まで2時間50分、駐車場まで3時間38分でした。
 
行動時間、8時間25分でした。

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甘露水わきの登山道入口



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エゾアジサイが咲く登山道



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タマガワホトトギス



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薬師平のお花畑



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お花畑の中の登山道を行く。



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和賀岳山頂には10人ほどの登山客



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ガスに煙る和賀岳山頂のお花畑



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雄大な和賀岳山頂のお花畑



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山頂にはミヤマウスユキソウも



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小杉山から薬師岳を望む



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クガイソウ



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ブナの幹にもぐりこんでしまった白い標識



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下山路で見つけたミズナラの巨木



CIMG2187.jpg和賀岳山頂のお花畑


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☆同行者タロンペ氏のブログはこちらです


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◎マイホームページ 「浄土宗 大窪山 光久寺」
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ナリユキ

Author:ナリユキ
 秋田県能代市にあります浄土宗光久寺というお寺の住職をしております。山登りを趣味とし、機会を見つけて近場の山に登っております。白神岳をホームグランドとして、月に2~3回の山行を目標としており、白神岳には一年を通して毎月1回は登っています。山日記のホームページも開設しています。
年齢的にいつまで続くことやら。

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