白神山地・早春の二ッ森

 今年の2月26日、途中から撤退した二ッ森を再度、めざしました。
 長丁場の青秋林道歩きを想定して、午前4時30分能代出発。日の出が4時55分、少しずつ明るくなっている。国道101号線から二ッ森への林道に入る。前回は三十釜までしか入れなかったが、今回はさらに奥へ。真瀬岳への中ノ又林道入口を過ぎ、200mほど先の通行止めゲートまで。ここからだと青秋林道終点、二ッ森登山口まで12kmほどか?スノーシューの重さを嫌って、今回はつぼ足で5時35分出発。薄い雲が上空を覆っている。しばらくは林道に雪はなく、足早に進む。木の枝が林道に散乱している。川のせせらぎとにぎやかな鳥の鳴き声を聞きながら、気持ちのよい林道歩き。15分ほどで終点まで11.4kmの看板がある真瀬事業所を過ぎ、終点まで10.7kmの看板がある一ノ又沢にかかる橋を渡って登りへ。ここから20cmほどのぐしゃぐしゃの雪があり、埋まって歩きにくい。ワカンを持参すればよかったなあと後悔する。登るにしたがって積雪が増えるが、しだいに雪面が硬くなり幾分歩きやすい。林道わきの雪が解け、地面が露出している箇所もあり、助かる。標高が上がるに従い、1~2mの積雪。途中、何か所かショートカットをしながらも、単調な林道歩きにうんざり。長い林道だが、アップダウンが少なく、さほど疲れない。3時間ほどして、林道から稜線目指して直登する。周囲はガスだが、時々日差しも。杉林を過ぎ、ダケカンバ林になったあたりの地図上の登山道をたどる。途中に気象観測装置がある。稜線から見える二ッ森はガスの中。粕毛川源流もガスの中。こんなはずではなかったのだが。迂回する林道を避け、稜線を登山道終点をめざす。9時45分林道終点、登山口着。巡視管理棟とトイレがひっそりと建っている。ここから上り下りを繰り返して山頂をめざす。途中の二ッ森ブナ二次林に積雪はなく、ササが地面を覆っている。きれいなブナ林である。最後の急登、キックステップで慎重に登る。10時35分二ッ森山頂着。所要時間がちょうど5時間。周囲はガスで何も見えない。無風で気温13度。耐えられる寒さ。fbに投稿し、カップ麺とおにぎりでゆっくり昼食。すると、ときどきガスが晴れて周囲の山々が顔を出す。世界遺産のブナ林もうっすらと見える。ラッキーである。チラチラみえる近望を楽しんで、11時45分下山。途中、振り返ると山頂の上空が真っ青。苦労して登ってきたことへのご褒美か。夢中で写真におさめるが、一瞬でまたガスの中。途中、登山道からはずれて、ショートカットできそうな尾根を下る。これがヤブだらけ。積雪が多ければ使えそう。かなりの時間短縮が期待できる。足早に林道を下って、15時5分車着。

 絶好の登山日和というわけにはいきませんでしたが、2カ月ほど前に目指した二ッ森の山頂を踏むことができました。林道歩きが長いのですが、アップダウンがない分、疲れは少ないように感じました。大好きな二ッ森からの白神岳、岩木山を見ることができず、残念でした。
 登り、林道終点まで4時間10分、二ッ森山頂まで5時間
 下り、3時間20分、行動時間9時間30分でした。




国土地理院発行二万五千分の一地形図「二ッ森」
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三ノ又林道分岐から200mほどの通行止めゲート出発
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林道わきの地面が露出しているが・・・
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すぐに大量の雪が林道を覆う
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長い林道歩きにうんざり、カーブミラーで自撮り
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枝が散乱した林道
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密生したダケカンバ林
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気象観測装置
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稜線から見上げた二ッ森はガスの中
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面白い形のカモシカのフン
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林道終点の巡視管理棟と展望台(奥)
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ガスに煙ったブナ林
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雪が解け、地面が露出した青森県・八峰町・藤里町界峰
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ササにおおわれた二ッ森ブナ二次林
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ガスの中のブナ二次林
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山頂にて記念撮影
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山頂で昼食、ガスが晴れるのを待つ
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二ッ森のもう一つのピーク
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山頂の標柱
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世界遺産のブナ林が顔を出す
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日を浴びた二ッ森ブナ二次林
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二ッ森山頂の上空が真っ青
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下山時の稜線から二ッ森
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林道に落下した大きな岩
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白神山地二ツ森をめざしたが・・・。

2018年 2月26日    単独行

 久しぶりに、積雪期の二ツ森の登りたいという衝動にかられ、天気予報がまあまあのこの日、二ツ森を目指しましたが・・・。

 午前6時、能代を出発。国道101号線から林道に入ってぶなっこランドを過ぎ、十三釜入り口まで除雪されている。ここに駐車して7時出発。気温マイナス4度、曇り空。フワフワした雪を期待したが、水分を吸った重い雪。20cmほどの深さだが、ずっしりと重い。林道にスキーのトレースがあるが、500mほどで引き返している。クロカンの練習か?真瀬岳へ通じる中ノ又林道との分岐点までの5kmあまりは、ほぼ直線の単調なコース。無心で歩くが、なかなか進まない。途中、2頭のカモシカが左右に逃げていく。楽しい時間を邪魔したかな?でも、まだ朝だよなあなどとつまらないことを考えながら先を急ぐ。8時、中ノ又林道入口着。積雪は1mほど。時々、青空が顔を出す。10分ほどで立ち入り禁止のゲート。ここから一ノ又沢を右に見て進む。まもなく真瀬事業所の建物。昔、ここで林道推進派と反対派がぶつかったよなあなどと思いながら通過。林道終点まで11.4kmの案内板がある。林道に雪が崩れ落ち、行く手を遮っている箇所が随所にある。9時、一ノ又沢を渡り、いよいよ登りに入る。斜面は緩いがとにかくラッセルがきつい。大きく迂回する青秋林道を避け、1kmほど先の左に伸びる林道に入り、ショートカットを試みる。栃ノ木台林道と呼ぶらしい。林道が沢を渡る付近から、右の尾根を登る。これがやぶとひどい登り。このルート選択は失敗だったかなあと、テンションが下がる。林道歩きで疲れた体に急登が追い打ちをかける。標高が低いため、雪が相変わらずずっしりと重い。ここを登り切っても、二ツ森までは3時間以上はかかると自分に言い聞かせて、標高470mで撤退することに。10時下山開始。ひたすら、来た道を引き返す。上空は青空が広がったり、曇ったり。途中でパンとコーヒーで昼食。足取りが重い。12時、中ノ又林道分岐着。青空が広がり、穏やか。直線道路でカモシカに遭遇。林道の真ん中でじっとこちらを見ている。カモシカがよそ見をしたときに進み、こちらを見たときに立ち止まるを繰り返す。まるで、鬼さん転んだ。20mほどまで近づいたところで、カモシカがゆっくりと立ち去る。14時、三十釜入口着。
 残念ながら、山頂をふまずに引き返しました。雪が重いこの時期の二ツ森はきびしいものがありますね。3月下旬か4月ごろが適期でしょうか。除雪ももう少し進むと予想されますので。
 登り、三十釜入り口から中ノ又林道分岐まで1時間、真瀬事業所まで1時間40分、一ノ又林道分岐まで2時間、標高470m地点まで3時間、下り、中ノ又林道分岐まで2時間、三十釜入口まで4時間でした。




国土地理院発行二万五千分の一地形図「中浜」「二ツ森」
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三十釜入口に駐車
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真っ白な林道
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左手に真瀬渓谷
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青空が広がる
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中ノ又林道分岐
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通行止のゲート
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崩れた雪が林道をふさぐ
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真瀬事業所の林道終点まで11.4kmの看板
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真瀬事業所
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一ノ又沢の雪の帽子
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どこまで行っても深い雪
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カーブミラーで自撮り
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雪の木々をくぐりぬける
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日が差し込んだ林道
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下山時、二ツ森方面が青空に
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カモシカとにらめっこ
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カモシカの負け!
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三十釜付近で杉の伐採中
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山開き3日後の二ツ森

2015年 6月 2日    単独行

  二ツ森の山開き「新緑のブナ林と山頂の眺望満喫」の5月31日新聞記事に誘われ、急遽二ツ森に行ってきました。
 秋青林道終点の駐車場には1台の車。日常着とトレッキングシューズ、空身で山頂めざす。新緑のブナ林の中の登山道は乾いて歩きやすい。青森県側沢筋に雪が残る。二ツ森ブナ林の看板の周囲が広く刈り払いされている。刈り込みは青森県側に大きくはみ出し、白神岳方面を見ることができる。ブナ林の上部、急斜面にわずかに残雪。途中2カ所ほどが広く刈り払いされ、白神岳、岩木山、青森県側のブナ原生林が見渡すことができる。さらに、ヤブであった山頂直前もきれいに刈り払いされている。驚きである。同様に、山頂も秋田県側が広く刈り払いされ、藤里駒ヶ岳、焼山など東、南の展望がよくなっている。青森県側は刈り払いされていない。眺望は田代岳付近までで、森吉山は見えない。下界は暑かったが、山頂は爽やかな風がふき、気持ちがよい。下りですれ違った登山客に刈り払いの話題を出したら、昨年の秋、許可をもらって刈り払いしたとのこと。いろいろ議論があったが、登山者にはありがたいことである。往復、1時間ほどで登山口へ。
 登山道が整備され、ますます手軽に登れる山になりました。これだったら、初心者に勧めてもよいように思います。将来足腰が弱っても、二ツ森には登れる状態でいたいものです。



青秋林道はまぶしい新緑
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林道脇の可憐な花。何という名前でしょう?
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林道脇にわずかの残雪が
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登山者のカウンター
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ブナの新緑
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広く刈り払いされた二ツ森ブナ林の登り口、赤線が登山道
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刈り払いで追良瀬川上流部が見やすく
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登山道にわずかの残雪が
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ほとんど雪の消えた白神岳(左)と向白神岳(右)
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きれいに刈り払いされた山頂直下
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山頂より、もうひとつのピークと泊岳(右)
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山頂には爽やかな風がふく
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岩木山が予想以上にくっきり見えました。
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山頂の秋田県側は広く刈り払い
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エンレイソウ
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マイヅルソウ
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チゴユリ
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ツクバネソウ
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ウワミズザクラ
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紅葉の二ツ森

 
 2013年10月23日  単独行

 紅葉を求めて、二ツ森に行って来ました。
 留山のブナを見に行こうと思い、所用が終わった9時30分に能代を出発したが、八森周辺はまだ紅葉しておらず、結局二ツ森に行くことに。能代は曇り空であったが、八森は快晴。青秋林道入口付近はほとんど紅葉していない。林道を進むにつれて紅葉してきており、中間部が真っ盛り。林道から見える真瀬岳、白神岳がきれいだ。林道周辺の紅葉が青空をバックにきれいだ。。駐車場には6台の車。紅葉の中を山頂へ。途中にテレビカメラが入っている。女性アナ(?)にガイドの男性が説明している。紅葉がきれいだ。快晴だったのが、しだいに上空が雲におおわれてきている。11時ごろ山頂着。だれもいない。白神岳は見えるが、他は雲の中。がっかり。下山中、6名ほどの登山客とすれちがう。テレビカメラがまだ、撮影をしている。どんどん雲が増えてきている。

二ツ森の紅葉もきれいでした。まだ、1週間ぐらいは楽しめそうです。青秋林道は11月10日から通行止めになるようです。 


青秋林道入口付近の紅葉はまだ。
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林道から真瀬岳
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林道上部の紅葉
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遠く二ツ森山頂、山頂部の紅葉は終わり
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終盤を迎えた登山道入口の紅葉
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青空をバックに輝くブナの紅葉
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登山道周辺の紅葉
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紅葉のブナに葉を落としたブナが混在
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山頂付近より白神岳(奥)と真瀬岳(手前)
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二ツ森のもうひとつのピーク
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二ツ森山頂
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赤石川源流のブナ
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二ツ森ブナ林
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登山道周辺の紅葉
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ナナカマドとブナの紅葉
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コントラストが美しい杉と広葉樹の紅葉
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山登り教室 二ツ森(1086.2m)

 2013年9月29日  

 数ヶ月前に、しょうすけ氏より能代市体育協会の登山のスポーツリーダーバンクに登録しようとお誘いがあり、この度、初めて実施する「山登り教室」に同行、二ツ森に登ってきました。
 8時半、総合体育館駐車場に集合。市職員の車に分乗して青秋林道終点の登山口へ。快晴、絶好の登山日より。開講式後、装備・服装・歩き方等について説明、しょうすけ氏より地図の大切さの解説。準備体操をして入山。ゆっくりしたペースで、植物、地形、展望などを説明。紅葉にはまだ早いが、わずかに色づいてきている。1時間半ほどで山頂着。ササが周囲を囲み近望は悪いが、山頂からの遠望はよく、森吉山、岩木山、八幡平の向こうに岩手山らしきものまで見える。ごった返ししている狭い山頂で昼食。下山はしょうすけ氏が案内。途中、展望所に立ち寄り、駐車場へ。
 好天にめぐまれ、参加者にはラッキーだったと思います。それにしても登山者が多い。
 市職員によると、この事業を継続していくために、もう2~3名の登山のスポーツリーダーバンクへの登録がほしいとのことでした



きれいに晴れ渡った青空とブナ
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しょうすけ氏が地図の説明
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黄色に色づいたブナの葉
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秋田県側のブナ林
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遠く白神岳と手前の真瀬岳
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山頂部のナナカマドは紅葉
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狭い山頂で昼食
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わずかに色づいた二ツ森のブナ林
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ササの中を下る
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展望所より二ツ森山頂、赤色がナナカマド
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登山道入口のブナの巨木
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プロフィール

ナリユキ

Author:ナリユキ
 秋田県能代市にあります浄土宗光久寺というお寺の住職をしております。山登りを趣味とし、機会を見つけて近場の山に登っております。白神岳をホームグランドとして、月に2~3回の山行を目標としており、白神岳には一年を通して毎月1回は登っています。山日記のホームページも開設しています。
年齢的にいつまで続くことやら。

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