笹内川を遡行して白神岳へ

 2012年 8月27日   4人行

 白神岳を知り尽くしている西口氏からガイドしていただいて、しょうすけ氏、タロンペ氏と共に、笹内川を遡行して白神岳山頂、黒崎登山口へ下りました。
 5時30分岩崎の西口氏宅前が約束のため、4時に2代の車で能代出発。一台を下山口である黒崎口駐車場に駐め、西口氏宅へ。岩崎から白神ラインへ入り、笹内川右岸の林道へ。通行止めの工事現場に車を駐める。
 気温27度、直射日光があたらないため涼しく感じる。川幅が広く水量が思ったより多い。数日前の集中豪雨のせいか。しばらく右岸をゆっくり進む。三ノ沢目、四ノ沢目、双暗ノ沢など左右の沢から水が流れ込んでいる。気持ちのよい遡行である。大きな石がゴロゴロしており、直径5m以上の巨岩も。全体的に岩盤はもろいようで、岩崩れが左右に見られる。1時間ほどで魚泊ノ滝(うおとまりのたき)着。気温24度。20mほどの大きな滝で、水量が最も多い滝とのこと。この滝を右に高巻きして滝の上部へ。次第に川幅がせばまり、左右の岩が近く切り立った、最初の難所である廊下の石門へ。安全を考えてザイルをはり、慎重に通過する。約3時間かかって二俣(ふたまた)着。枝沢がいくつかあり、読図が難しい。目標の沢に入るとすぐ今回の最難所である2段の滝があり、ここでもザイルを使って滝の右側を慎重に登る。標高950m付近で昼食。すでに6時間以上経過している。30分ほどで出発。いよいよ水量も少なく、笹内川の源頭も近い。小さな滝をいくつか越え、最後の5mほどの滝を右の落石しやすい地帯を一人ずつ慎重に登る。これから先はいよいよヤブこぎ。2mほどのネマガリタケをかき分けることも。トンネル状で視界がきかず、ルートファインディングに苦労する。行きつ戻りつをしてやっと白神岳山頂手前の鞍部よりやや山頂よりの登山道へ。14時58分白神岳山頂着。安堵の気分でシューズを履き替える。気温27度と思ったより高く蒸し暑い。雲が多く岩木山が見えない。30分ほど休んでマテ山コースを下山。18時10分駐車場着。
 初級コースとのことですが、初心者の私は緊張の連続でした。西口氏のおかげで素晴らしい体験をさせていただきました。大感謝です。達成感一杯の山行でした。沢登りにはまりそうな予感がします。
 登り:山頂まで約9時間、下り:2時間40分、行動時間12時間10分でした。 



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いよいよ出発です。



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次第に川幅が狭くなってきました。



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ザイルを頼りに水の中を進みます。



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水量の多い美しい魚泊ノ滝



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魚泊ノ滝の高巻きで見つけたブナハリタケ



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石門の廊下をザイルを利用して通過します。



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きれいな滝をいくつも超えていきます。



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大きな石が随所に。



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石庭のような川床。



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太陽の光に輝くブナの中で慎重に読図をする。



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今回の最難所、二俣上部の2段の滝。




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振り返ると向白神岳の稜線が見える。



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やっと着いた白神岳山頂で記念撮影。



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山頂は曇り、気温27度、誰もいませんでした。



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可憐なセンジュガンビの花。



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これまで見たものよりも濃い紫色が印象的なトリカブト。



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もう秋の花、リンドウが咲いていました。

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涼を求めて岩手山へ

 2012年 8月21日   二人行

 連日の猛暑にうんざりで、標高が2000mを超える山だったら涼しいだろうと、タロンペ氏を誘って岩手山・焼走りコースに行ってきました。
 午前5時能代出発、赤く大きな朝日をまぶしく感じながら焼走り登山口へ。途中、朝霧のため岩手山は見えない。2時間半ほどで駐車場着。岩手山が青空をバックに美しい。気温27度、蒸し暑さを感じる中を出発。樹林帯の中は風がなく、すぐに汗が吹き出す。サウナのような暑さの中、1時間10分ほどで第2噴出口跡。かすんでかすかにしか展望はきかない。第1噴出口跡を過ぎるとお花畑。砂礫地にヤマハハコ、オヤマソバ、ミヤマアキノキリンソウ、イワブクロが美しい。その中にコマクサがちらほら。散らずに待っていてくれたことに大感激。しばらく楽しんで、ダケカンバの樹林帯に入り長い長いトラバース、やっと上坊との分岐のツルハシ分れ。ここから1時間ぐらいの急登でやっと平笠不動避難小屋へ。登山道の両脇はヤマハハコの大群落。黄色いミヤマアキノキリンソウを見ながら、火山礫の道を登り外輪へ。山頂には7~8人の登山客だが、どんどん登ってくる。雲がわき上がり展望はきかないが、気温は25度とすごしやすい。次第に雲と冷気が上昇してきて、気温は22度まで下がる。寒くさえ感じる。下界と10度以上違う。昼食後下山。いつもより水分の摂取量が多く、残った水の量に不安を感じながらひたすら下る。自衛隊の演習の爆音をうるさく、山の雰囲気がそがれる。それにしてもタロンペ氏の下りは速い。ついて行けない。しだいに暑くなり脱水気味で駐車場着。気温33度。
 求めた涼と、予想しなかったお花畑にうれしい山行でした。それにしても、岩手山はどのコースもきつい山です。
 登り:第2噴出口跡まで1時間10分、ツルハシ分かれまで2時間10分、平笠不動避難小屋まで3時間10分、山頂まで3時間50分。
下り:ツルハシ分かれまで1時間20分、第2噴出口まで1時間50分、駐車場まで2時間40分。行動時間は7時間25分でした。


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焼走り駐車場より山頂


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登山届けに記帳して出発


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第2噴出口跡より山頂を望む


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コマクサ


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平笠不動避難小屋


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ミヤマウスユキソウ


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岩手山山頂


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ミヤマハンショウヅルの花(右)と実(左)


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ミヤマハンノキの林床にミヤマアキノキリンソウの群落が!


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登山道の両脇をヤマハハコが飾る


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オヤマソバ


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焼走り溶岩流


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プロフィール

ナリユキ

Author:ナリユキ
 秋田県能代市にあります浄土宗光久寺というお寺の住職をしております。山登りを趣味とし、機会を見つけて近場の山に登っております。白神岳をホームグランドとして、月に2~3回の山行を目標としており、白神岳には一年を通して毎月1回は登っています。山日記のホームページも開設しています。
年齢的にいつまで続くことやら。

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