外輪を周回・花の秋田駒ヶ岳

2016年 7月25日    単独行

 中生保内口を利用して、外輪を反時計回りで巡り、ついでに女岳に登ってきました。午前中はガスでしたが、午後は晴れ上がり秋田駒ケ岳を満喫できました。
 5時10分朝日が輝く能代を出発。途中でおにぎりを調達し、国道105号線阿仁経由で田沢湖に入る。下界から見える秋田駒ケ岳は山頂部が雲におおわれている。中生保内集落から林道に入ると、間もなく黒沢野林道の標柱。延長5.3km。ところどころ舗装されており、車が汚れる心配がない。途中の千丈の滝はあきらめ先を急ぐ。7時30分登山口着。車が5~6台駐められるスペース。暑くなりそうなので、いつもより多い500mlペットボトル4本背負い込んで、気温26度好天の中8時出発。沢を2回渡り、急登に入る。ブナ林の中にスギが混じる標高差350mの急坂。沢には真新しい橋がかけられ、ぬかるみには丸太が埋め込んでいて、よく整備されている。1年前に外輪の御坪分岐から見たササやぶもきれいに刈り払いされている。ヤブこぎ覚悟であったのでうれしい誤算。40分ほどで御坪分岐着。山頂部の男岳と女岳がきれいだ。右にルートをとると、急にガスが周囲を包む。こんなはずではなかったのに。20分ほどで国見温泉との分岐、横長根j着。突然にぎやかな声とたくさんの登山者。国見温泉からの登山客は多い。深くえぐり掘られた登山道を大焼砂めざす。ガスに混じって霧雨。がっかりだが、霧雨に濡れた花もきれいだ。大焼砂でガスの中のコマクサを楽しむ。そこから引き返しムーミン谷へ下る。左右のコマクサを見ながらの下りは最高。風車状のチングルマの実がすごい広がりである。花が咲いているときに見たいものである。11時駒池。幸いにも徐々にガスが晴れ青空も広がる。ムーミン谷から男岳登り口への急登に40分費やす。阿弥陀池周辺はたくさんの登山客でにぎわっている。12時女目岳着。雲の隙間から岩手山、乳頭山が見える。もちろん田沢湖も。男岳北斜面のニッコウキスゲの大群落をながめながら昼食。極楽、極楽。13時20分、男岳着。五百羅漢に向かう急な斜面を下った途中からムーミン谷へ下り、女岳をめざす。溶岩れきでガレていて登りにくい。13時55分女岳着。緑のコケが絨毯のように表面に張り付いている。そしてイワブクロが群生している。こんな過酷な環境の中で驚きである。蒸気が上がってきており、気持ちのよいものではない。すぐに引き返す。近くで女岳の調査している職員がいるのが心強い。14時40分水沢分岐着。1年前ここからやぶこぎ、特にアザミがチクチク刺さって悩まされたが、御坪分岐まできれいに刈り払いされている。200名山の田中陽希のために刈ったのかなあと思いながらゆっくり下る。金十郎長根と呼ばれるこのコースは、右に田沢湖、左に火口内の樹林帯、正面に和賀山塊、振り返ると男岳と女岳をながめられる気持ちのよい尾根歩き。最高!と大きな声で叫びたい気分。次第に樹林帯に入り視界がきかないが、1115.7m三角点で視界が開け、男岳と女岳が青空をバックに美しい。惜しむ気持ちを抱えながら15時15分御坪分岐通過。一気に下って15時50分登山口着。
 中生保内コースにトライしましたが、幸いにもきれいに刈り払いと整備され、楽に登ることができました。この時期の秋田駒ケ岳は高山植物が豊富で最高です。水沢分岐から御坪分岐までの金十郎長根も気持ちのよいコースです。
 登り、御坪分岐まで40分、国見温泉分岐の横長根まで1時間、ムーミン谷駒池まで3時間、女目岳まで4時間、
 下り、男岳まで20分、女岳まで55分、御坪分岐まで2時間15分、登山口まで2時間50分、総行動時間7時間50分でした。




チングルマの実
CIMG1435_201607262034536c9.jpg



田んぼの向こうに雲をかぶった秋田駒ケ岳
CIMG1297.jpg



中生保内口の登山口
CIMG1301_20160726203352e64.jpg



白滝付近の水場
CIMG1306.jpg



外輪に上がると正面に山頂、男岳(左)と女岳(右)
CIMG1312.jpg



クルマユリ
CIMG1346_20160726203416cb2.jpg



ハクサンシャジン
CIMG1355.jpg



コマクサの大群落
CIMG1390.jpg



コマクサ
CIMG1407_201607262034215a8.jpg



白いコマクサも
CIMG1415.jpg



ムーミン谷のチングルマの大群落
CIMG1418.jpg



ムーミン谷でガスが晴れる
CIMG1453.jpg



ニッコウキスゲの大群落
CIMG1472.jpg



アミダ池
CIMG1476_20160726203458f04.jpg



山頂にて
CIMG1489_20160726203520910.jpg



青空をバックに女目岳
CIMG1492.jpg



ヤマハハコ
CIMG1496.jpg



女岳、緑のコケが表面を覆っている。
CIMG1507.jpg



コケと一緒にイワブクロが群生
CIMG1509.jpg



女岳から男岳(左)と女目岳(中央奥)
CIMG1519.jpg



女岳山頂には3つのケルン
CIMG1520_20160726203550032.jpg



女岳で調査する職員
CIMG1525.jpg



金十郎長根を見下ろす
CIMG1545.jpg



金十郎長根から振り返る、男岳(左)と女岳(右)
CIMG1549.jpg




国土地理院発行二万五千分の一地形図「国見温泉」「秋田駒ヶ岳」
IMG_20160726_0001.jpg



◎マイホームページ 「住職の秋田山日記」
http://enjoymntn.web.fc2.com/


◎マイホームページ 「浄土宗 大窪山 光久寺」
http://koukyuji.web.fc2.com/

スポンサーサイト

網張温泉から岩手山(2038.2m)へ

2016年 7月16日   二人行

 土、日、休日運行の網張スキー場リフトを利用し、岩手山往復登山をしてきました。
 4時50分、日差しがある中を能代出発。十和田インターから東北自動車に入り、岩手山を目指す。県境付近は霧雨。不安な気持ち。滝沢インターを降り、網張温泉を目指す。コンビニでおにぎりを調達する予定であったが、そのコンビニがない。7時30分網張着。車が10台ほど留まっている。温泉の本館でおにぎりを求めるがない。やむをえず、持参したパンと自販機の牛乳で朝食を済ます。フロントの若い女性がかわいそうに思ったのか、宿泊客用らしいリフトの割引券をいただき、1600円が1200円に。感謝、感謝。 深いガスの中、7時50分リフトに乗車。気温22度。寒い。次第にガスが晴れて、青空も見える。8時20分リフトを降り歩き出す。下界は雲海。1組の登山者を追い越し、8時50分最初のピーク犬倉岳着。ガスで何も見えない。アオモリトドマツ林の中を進む。歩きにくい階段を登って姥倉山と黒倉山の稜線に出ると、森林限界を越え平原になる。気持ちのよい登山道。ガスが時折晴れると、雄大な稜線が見渡せる。大きな山体である。山頂はガスの中。10時10分2つ目のピーク黒倉山着。大地獄谷から白煙がモクモクと上がっている。10時25分、鬼ケ城にとりつく。狭い稜線のアップダウンが続く。登山道わきの花々から力をもらう。溶岩の大きな岩が行く手をさえぎる。緊張と疲れでまいっているとニッコウキスゲの大群落。こわい岸壁を登り切るとコマクサが応援してくれる。2組の登山者を追い越し、12時10分不動平小屋着。水補給のため、八合目小屋を往復する。手軽なコースである馬返しから登ってきた登山者でにぎわっている。13時10分、岩手山山頂着。ガスで何も見えない。13時25分下山。周囲は暗くなり、霧雨が降り出す。気温23度、寒い。雨具を着こむ。リフトが17時で停まるのでカップ麺を食べる余裕がない。、パンをほおばりお花畑コースに入る。名前はお花畑コースだが、登山道は荒れていて歩きにくい。焦る気持ちを抱えながら、先を急ぐ。ひどいコースだ。1時間以上かかってお花畑着。湿原に木道だが、花がほとんどない。この先左岸の道が崩れ、沢の中を歩く。若いご夫婦を追い越し、無言で黒倉山を目指す。黒倉山をトラバースするころには周囲が暗く感じる。とにかく17時までリフト乗り場着を目指して先を急ぐが、空腹が疲れを助長する。きつい!犬倉山もトラバースし、16時10分リフトにやっと乗り込む。暗くなりかけた駐車場に16時30分着。日帰り温泉に浸かり、能代を目指す。朝も昼もまともな食事をしていないため、すきっ腹が限界。岩手山サービスエリアで生姜焼き定食を食べる。おいしい。最高においしい。20時45分、疲れ切って自宅着。
 30年ほど前に八幡平から岩手山までの裏岩手縦走以来のコースは、思った以上に長く感じました。登山ガイドのコースタイムはかなり厳しいタイム設定に思います。こんな厳しいコースを中高年の女性パーティがガイドなしで歩いているのを見ると、驚くとともに心配に思います。
 登り、リフト降り場から黒倉山まで1時間50分、不動平小屋まで3時間50分、八合目小屋往復40分を含めて山頂まで4時間50分、下りお花畑まで1時間10分、リフト乗り場まで2時間45分でした。
 


鬼ケ城から屏風尾根(左)と岩手山山頂(右)
CIMG1197.jpg



網張スキー場は深いガスの中
CIMG1146_2016071809431696d.jpg



スキー場上部から見た下界は雲海
CIMG1153_201607180943166af.jpg



ヨツバシオガマが早速お出迎え
CIMG1169_201607180943189c2.jpg



黒倉山から姥倉山を振り返る
CIMG1183.jpg



噴気が沸き上がる大地獄谷
CIMG1184.jpg



黒倉山からこれから目指す鬼ケ城
CIMG1190_20160718094346455.jpg



いろんな花が背中を押してくれる、アカモノ
CIMG1205.jpg



ハクサンシャクナゲ
CIMG1206_201607180943491b5.jpg



ハクサンボウフウ
CIMG1164.jpg



ムシトリスミレ
CIMG1216.jpg



ニッコウキスゲの群落
CIMG1229.jpg



鬼ケ城よりお花畑を見下ろす
CIMG1237_2016071809441967c.jpg



ミヤマウスユキソウ
CIMG1241_20160718094421ec0.jpg



行く手をさえぎる岩、中央の亀裂を登る
CIMG1245.jpg



こんな大きな岩も
CIMG1246.jpg



エゾツツジ
CIMG1254.jpg



登山者でにぎわう八合目小屋
CIMG1259.jpg



やっと会えたコマクサ
CIMG1265.jpg



ガスの山頂でツーショット
CIMG1280_2016071809445869f.jpg



噴火口、手前にコマクサが咲いているのですが。
CIMG1282_20160718094459b03.jpg



お花畑から鬼ケ城を見上げる
CIMG1287_20160718094525864.jpg



お花畑の名前ほど花は見当たらず
CIMG1289.jpg



国土地理院発行二万五千分の一地形図「松川温泉」
IMG_20160717_0001_20160718095328b60.jpg


◎マイホームページ 「住職の秋田山日記」
http://enjoymntn.web.fc2.com/


◎マイホームページ 「浄土宗 大窪山 光久寺」
http://koukyuji.web.fc2.com/

タロンペさんのバースデ-登山・白神岳

2016年7月11日    単独行

 この日は山仲間タロンペさんの72回目の誕生日、72回目の白神岳登山をするというお話でした。この数字の偶然にはビックリ!
是非同行したいと思いましたが、所用があり山中でお会いできることを期待して、白神岳に行ってきました。
 所用を終え、9時能代出発。晴れているが、白神山地の稜線は雲の中。青森県に入ると曇天。駐車場には5台の車。秋田ナンバー以外に群馬、つくば。白神岳は全国区である。10時出発。登山届を提出し、登山道に入る。ぬかるんで滑る中を急ぐ。山頂は無理でも、できるだけ上部で会うために急ぐ。10時45分水場着。周囲は深いガス。こんな頑張っても通常より5分しか短縮していない。ガックリ。水を補給し、蟶山の急登へ。蟶山手前でガスの中に日が差して込んでくる。どんどん晴れ上がって青空も顔を出す。気をよくして先を急ぐ。11時10分蟶山分岐通過。日を浴びたブナがキラキラ輝いている。最高の気分。977m標高点手前の急登でチリンチリンという鈴の音。タロンペさんが下ってくる。お祝いを述べ、記念撮影。相変わらず、お元気である。あやかりたいものである。天気に恵まれ、ニコニコしている。10分ほどで別れる。ここからはゆっくり登る。2組の登山者とすれ違う。大峰分岐下部の急登からイブキトラノオ、ニッコウキスゲが表れる。12時20分大峰分岐着。今回も向白神岳、岩木山がお出迎え。稜線のお花畑はイブキトラノオとニッコウキスゲの共演。ピークは少し過ぎたか。12時40分山頂着。誰もいない。八甲田山、田代岳が見えるが、秋田県側は雲の中。今回は虫に邪魔されることもなくゆっくり昼食を食べる。快適だが、何となくけものの気配を感じるのは気のせいか。1時30分下山。お花畑を再度楽しんでどんどん下る。ガスが右の沢から尾根を越えて右の沢に流れ込んでいる。幻想的。千葉から来たという年配のご夫婦が下見に登山口まで上がってきている。3時30分、駐車場着。いつもより疲れないのは涼しかったせいか。ハタハタ館でお風呂、マンゴーソフトを食べ帰宅。
 予想以上に天気が回復し、イブキトラノオとニッコウキスゲを楽しめました。タロンペさんの記念すべき登山に10分間だけでしたが、お邪魔してしまいました。
 登り、蟶山分岐まで1時間10分、大峰分岐まで2時間20分、山頂まで2時間40分、
 下り、蟶山分岐まで1時間5分、駐車場まで2時間、総行動時間5時間30分でした。




ハッピーバースデー
CIMG1037.jpg



スタート時は深いガス
CIMG1014.jpg



やがて、ガスの中に日が差し込む
CIMG1021.jpg



ブナが輝き始める
CIMG1024.jpg



透き通ったブナの葉が美しい!
CIMG1030.jpg



沢からガスが沸く
CIMG1045_201607122034397e7.jpg



ニッコウキスゲと青空
CIMG1056.jpg



お花畑
CIMG1059.jpg



ニッコウキスゲ
CIMG1080.jpg



イブキトラノオ
CIMG1084.jpg



ニッコウキスゲとイブキトラノオ
CIMG1087_20160712203512643.jpg



山頂小屋と岩木山
CIMG1091.jpg



遠く藤里駒ケ岳
CIMG1096.jpg



お花畑
CIMG1105.jpg



気持ちのよい山頂の青空
CIMG1114.jpg



ニッコウキスゲ
CIMG1119.jpg



下るとまたガスの中
CIMG1134.jpg



キツリフネ
CIMG1141_20160712203554e8a.jpg


タロンペさんのブログはこちらです。a>



◎マイホームページ 「住職の秋田山日記」
http://enjoymntn.web.fc2.com/



◎マイホームページ 「浄土宗 大窪山 光久寺」
http://koukyuji.web.fc2.com/ 

プロフィール

ナリユキ

Author:ナリユキ
 秋田県能代市にあります浄土宗光久寺というお寺の住職をしております。山登りを趣味とし、機会を見つけて近場の山に登っております。白神岳をホームグランドとして、月に2~3回の山行を目標としており、白神岳には一年を通して毎月1回は登っています。山日記のホームページも開設しています。
年齢的にいつまで続くことやら。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
天気予報

-天気予報コム- -FC2-
リンク
検索フォーム
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文: