紅葉終盤の桃洞沢から赤水沢へ

2016年10月24日    二人行

 やっと時間がとれたこの日、タロンペさんを誘って森吉山の沢の紅葉を楽しんできました。
 東能代インター入り口のコンビニで午前5時待ち合わせ。上空には美しい三日月が見えるが、カメラをかまえたらすぐ雲の中。朝、昼のおにぎりを調達し、インター入り口の駐車場で久しぶりのタロンペさんを乗せ、森吉山を目指す。日の出まで1時間ほどあり、真っ暗。上空は雲で覆われている。米内沢付近でやっと明るくなる。6時30分森吉山野生鳥獣センター着。準備をしていたら、一台の車。カメラを抱えた人が降り立つ。20mと10mのザイル、10本の捨て縄を持参。タロンペさんは渓流シューズ、私はスパイク長靴、ヘルメットをかぶり、7時出発。気温9度、肌寒い。フリースを着込む。赤と黄のブナ林がお出迎え。カサカサ音をたてて歩くのも気持ちがよい。ブナ林は美しいの一言。しばらくすると雨がパラパラ。あられも混じっている。本降りにならないことを願う。50分ほどで桃洞赤水分岐着。右の桃洞沢左岸を行く。枯葉を浮かべた桃洞横滝がきれいだ。右岸に渡るころには周囲は紅葉でいっぱい。桃洞滝8時着。紅葉をバックにした滝がきれいだ。タロンペさんが雨具を着込む。滝の右側の岩に刻まれたステップを踏んで上部へ。ここから見る下の紅葉がまたきれいだ。ここから気持ちのよいナメを上流へ。水量は多くはない。心配した水温も苦になるほどではないとの渓流シューズのタロンペさんの言葉に一安心。左右の紅葉を眺め、右の八段の滝を過ぎ、8時35分中滝着。雨はやんで、青空も見える。難なく左側を登り、男岩の下を通り8時43分桃洞沢の難所男滝着。ロープを頼りに右側を登るが、上部のロープが擦り切れ短く頼れない。滑落しないように慎重に滝の上部へ。ここから一気に沢が狭まる。日が差し込み、紅葉がまぶしい。8時55分、本流から左の枝沢に入る。ピンクテープの目印があり、わかりやすい。さらに沢が狭まり、倒木や流木が行く手をさえぎる。周囲は紅葉。随所にピンクテープがあり、迷うことはない。9時50分尾根の上部へ。ここから反対側の赤水沢への枝沢を下る。滝や甌穴が行く手を遮り、ザイルや周囲の草木を頼りに下る。10時18分赤水沢到着。桃洞沢より赤が濃いように感じる。タロンペさんより行動食のヨウカンをいただき、休憩なしで下る。兎滝まで大小の滝が続く。ザイルをフル活用して通過。岩にへばりついた枯葉が滑り、転倒することも。渓流シューズの方が滑りやすそうだ。11時最大の難所兎滝の上部へ。ここから見下ろす紅葉もまた美しい。下るのにかなりの時間を要してしまう。水量が少なく、兎の形がはっきりしない。時折冷たい風が吹き、枯葉が舞い落ちる。きれいだが、寒いので先を急ぐことに。途中で兎滝に向かう3人グループとすれ違う。左右の紅葉を写真におさめ、11時50分赤水本流分岐着。ここからさらに赤が濃くなっている。水面にたくさんの枯葉が浮かび、川底が見えず、甌穴に落ちそうになりながら、慎重に下る。延々と紅葉の回廊が続き、写真をいくら撮ってもきりがない。12時47分桃洞赤水分岐に戻る。観光客やカメラマン十数名とすれ違い、13時20分センター着。冷たい風の中で昼食。あたたかいカップ麺とおにぎりがうまい。コロネとコーヒーも最高。14時車に乗り込み。途中四季観館のコクのあるバニラソフトを食べ、帰宅。
 紅葉も終盤に入ったようでしたが、見ごたえ十分でした。寒かったけれども、それに余りある美しさでした。この周回コース楽しめますね。
 桃洞滝まで1時間、男滝まで1時間45分、乗越尾根まで2時間50分、兎滝まで4時間、センターまで6時間20分でした。




紅葉に囲まれた桃洞滝
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国土地理院発行二万五千分の一地形図「玉川温泉」
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枯葉の絨毯を踏みしめて色鮮やかなブナ林を行く
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枯葉が浮く桃洞横滝
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真っ赤な紅葉が飛び込んでくる
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桃洞滝右側を登る(タロンペさん撮影)
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桃洞滝上部からの眺め
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小さな滝とナメが続く
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八段ノ滝
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中滝を登る(タロンペさん撮影)
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水面が鏡のよう
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ロープを伝って男滝を登る
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左の小さな沢に入る
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沢幅がせばまる、日差しも。
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尾根越え
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日差しを浴びたハートの滝
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ザイルを使って慎重に懸垂下降
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兎滝上部からの眺め
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燃えるような兎滝脇の紅葉
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紅葉に囲まれた兎滝
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赤水渓谷脇のブナ林
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気持ちのよい赤水渓谷の遡行
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美しい赤水渓谷
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鮮やかな赤、何カエデでしょう?
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赤水渓谷の終わりでツーショット
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紅葉の白神岳へ

2016年10月13日    単独行

 そろそろ白神岳の紅葉が見ごろだと思うと落ち着かず、忙しいにもかかわらず、早めに帰る計画で白神岳に行ってきました。
 午前5時能代出発。日の出は5時50分、まだ真っ暗。こんな時間に数人がウォーキング。すごい人もいるものだ。朝、昼のおにぎりを調達し、6時10分黒崎駐車場着。栃木ナンバーの車が2台。上空は青空が広がるが、一部の雲から雨。複雑な天気だ。栃木からの一人の登山者が雨具を着て出発していく。気温12度だが、風が冷たく体感温度は低iい。15分遅れて、6時30分こちらは雨具なしで出発。記帳所からまだ緑の登山道へ。冬道入り口で雨具を脱いでいる登山者を追い越す。雨はあがったが、濡れた草木で足元がすぐにびっしょり。7時25分最後の水場。水を補給し、蟶山への急登へ。登るに従い、緑色が黄色に少しづつ変化していく。この時期のだいご味である。。時々雨が降り出すが、苦になるほどではない。30分ほどで蟶山分岐。ここまでくると周囲のブナは黄色。左右の紅葉を眺めながらの尾根歩きは最高。時折日が差したり、雨が降ったりと忙しい天気。標高1000m付近のブナが真っ黄色。ブナ林の隙間から見える稜線の紅葉もきれいだ。期待が膨らむ。大峰分岐手前、急登付近の低灌木の紅葉が錦絵のよう。バシャバシャと写真におさめる。大満足。南側は晴れているが、北側は真っ黒な雲。稜線にはガスが広がり、向白神岳が見えない。9時15分山頂着。気温9度。ガスったり、晴れたりを繰り返している。ガタガタ震えるほど寒い。もう一人の栃木からの登山者と会えず。十二湖に下ったらしい。避難小屋に入り、早い昼食。今回は数十年ぶりのチャルメラ。変わらぬ味がうれしい。デザートはイオンのグレープゼリー&ナタデココ。おいしいが、寒くてかなわない。もう、冬装備が必要だ。10時30分、深いガスの中を下山。登りで追い越した登山者とすれ違う。次第に天気があがり、時折日差しも。いつものことである。6人の登山者とすれ違う。3人グループは小屋泊りできりたんぽを食べるとか。楽しそう。12時50分駐車場着。車が7台に増えている。栃木ナンバー以外はすべて秋田ナンバー。秋田県人は白神岳が好きである。
 不安定な天気でしたが、紅葉を十分に楽しむことができました。低灌木の紅葉もきれいですが、上方から眺めるモコモコとしたブナ林の紅葉もきれいです。天気に恵まれませんでしたが、大満足でした。
 登り、蟶山分岐まで1時間25分、山頂まで2時間45分、
 下り、蟶山分岐まで1時間40分、駐車場まで2時間20分、山行時間は6時間20分でした。




白神川上流ブナ林の紅葉(9時03分)
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標高の低いブナ林は緑色(8時02分)
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林床は色づく(8時09分)
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ブナもわずかに黄色(8時25分)
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登るに従い色づく(8時41分)
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標高1000m付近のブナは真っ黄色(8時45分)
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ブナはすっかり黄色(8時50分)
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黄色に色づいたブナ(8時52分)
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蟶山尾根のブナ林(9時03分)
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稜線もすっかり紅葉(9時05分)
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下界は晴れている?岩崎方面(9時06分)
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低灌木の紅葉(9時09分)
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低灌木の紅葉(9時10分)
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ブナ林上部の紅葉(9時11分)
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山頂より避難小屋とトイレ(9時15分)
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世界遺産のブナ林(9時17分)
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避難小屋で昼食(9時30分)
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一瞬顔を出した向白神岳(9時37分)
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ブナ林の紅葉、いいねえ!(10時52分)
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紅葉のトンネル(11時05分)
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コントラストが美しいブナ林(11時23分)
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下山時には青空(11時27分)
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紅葉の栗駒山へ

2016年10月 1日    二人行

 夕食で、息子と山に行こうということになり、どこにしようかということに。9月27日の白神岳山頂で、200名山を目指している埼玉の登山者が「いろんな山に裏切られたが、2日前に登った栗駒山は裏切らなかった。紅葉は予想以上であった」の言葉を思い出し、栗駒山に行くことにしました。
 午前5時能代を出発し、秋田道を南に下る。日の出前で真っ暗。30分ほどでやっと明るくなる。十文字インターで降り、コンビニで朝食と昼食を調達。342号線を須川温泉目指す。7時30分、須川温泉駐車場着。車でほぼ満杯。すごい車の量だ。端っこにやっと駐車。左右均整がとれた鳥海山がきれいだ。周辺の紅葉は一週間ほど後か。8時晴天の中を出発。国道を40分ほど下り、秣岳(まぐさだけ)登山口に到着。国道わきに数台駐車している。すでにかなりの人が登っているようだ。しばらくはブナ林の登り。3人ほど追い越して、ガレ場に出ると視界が開ける。9時35分秣岳着。5人ほどの登山者が展望を楽しんでいる。周囲は紅葉、須川湖、須川温泉がきれいだ。秣岳を下ると十数人のグループが2つ。秣岳下部の湿原は一面の草紅葉。見ごたえ十分である。周辺の紅葉もきれいだ。みんな、写真を撮るのに余念がない。なかなか進まない。錦絵のような紅葉と周囲の山々を眺めながら、アップダウンを繰り返しながらのんびり進む。青い秋空もきれいだ。正に、天上の楽園。すれ違う登山客も多い。若い人が多いのはうれしいことだ。標高差250mの唯一の苦しい登りを終え、11時標高1573mの御駒岳着。ここからの眺めはまた最高。山頂を見上げると、登山道がじゅずつなぎ。静かなここで昼食にする。12時出発。栗駒山の北斜面が真っ赤。絨毯を敷き詰めたよう。12時須川温泉コースと交わる天狗平着。ここからすごい人。長い長い行列。前の人の背中を見ながら登るしかない。立ち止まって景色を楽しむことなどできない。12時30分山頂着。ここもすごい人。大標柱前は記念写真の順番待ち。どの方向を見ても、紅葉がきれいだ。13時下山。須川温泉コースを下る。またまた行列。悪路の登山道から昭和湖を通過し、名残ヶ原の湿原を歩き14時30分駐車場着。須川温泉周辺は観光客でごった返している。名水「仙人水」を汲み、ジュネス栗駒で温泉に浸かり、道の駅十文字でソフトクリームをほおばり、家に着いたのが夕方の6時。家を出て13時間。遠い。とにかく遠い。秋田県を対角線に縦断したようなものだからいたしかたないか。
 噂にたがわない美しい紅葉でした。あと、一週間もすれば須川温泉周辺が紅葉のピークを迎えそうです。もっと、近ければいいのですが。
 登り、須川温泉から秣岳まで1時間35分、栗駒山山頂まで4時間30分、
 下り、1時間30分、山中の総行動時間は6時間30分でした。
 



栗駒山北斜面の紅葉
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須川温泉駐車場からの鳥海山
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まだ紅葉には早い国道から秣岳
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秣岳めざしてブナ林を登る
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秣岳山頂周辺の紅葉
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秣岳山頂には数人の登山者
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秣岳から湿原に下る
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湿原は草紅葉
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前方にも湿原が
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紅葉のトンネル
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標高1573mの御駒岳への登り
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御駒岳より秣岳
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龍泉ヶ原
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御駒岳北斜面の紅葉
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秣岳バックに御駒岳で記念撮影
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乳白色の昭和湖
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かわいらしいシラタマノキ
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宮城県側の紅葉
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登山者でごった返す栗駒山山頂
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須川温泉コースわきの紅葉
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噴煙をあげる剣岳
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須川温泉の駐車場は満杯
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プロフィール

ナリユキ

Author:ナリユキ
 秋田県能代市にあります浄土宗光久寺というお寺の住職をしております。山登りを趣味とし、機会を見つけて近場の山に登っております。白神岳をホームグランドとして、月に2~3回の山行を目標としており、白神岳には一年を通して毎月1回は登っています。山日記のホームページも開設しています。
年齢的にいつまで続くことやら。

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