最高の登山日和に白神岳へ

2017年 2月28日         二人行

 好天が間違いないこの日、タロンペさんを誘って2月16日たどり着けなかった白神岳に行ってきました。
 6時30分登山口で合流予定であったが、タロンペさんは1時間ぐらい先に出発するとのこと。5時15分、真っ暗な中を能代出発。気温マイナス6度、上空には星が見える。いつもの通り、朝・昼ンビニで調達し黒崎登山口をめざす。日の出は6時11分。青森県に入るころにやっと明るくなる。国道から見る白神岳がくっきり見える。6時20分白神川への林道工事入口着。タロンペさんの車一台だけ留められている。予定通り6時30分出発。気温マイナス3度。2か所ほどショートカットをして6時45分記帳所着。下山ノートにK女史の名前。前日、標高950mまで登ったらしい。タロンペさんを追いかけて登山道に入る。急ぐほどに汗が噴き出す。20分ほどで冬道入口。蟶山への急登に入るが、Kさんとタロンペさんのトレースがあり、楽ちん楽チン。どんどん標高が稼げる。感謝、感謝である。右から朝日が差し込み、上空は真っ青。白神岳が歓迎してくれている。8時5分、蟶山着。ここで久しぶりのタロンペさんと合流。ショウスケさんもくるかなあなどと雑談。ここからは先を行く。Kさんのワカンのトレースが山頂を目指している。30cmほどの深さのラッセルの跡。難儀したことが伺われる。次第に周囲のブナは雪を抱え、白の世界に。バックの真っ青jな空に映え、美しい。Kさんのトレースに助けられ、ブナ林を気持ちよく登る。標高950m付近でトレースが終わっている。ここで引き返したらしい。ここまでのトレースに感謝。ここから深さ30cmほどのラッセル。雪が重く足に負担が大きいが、周囲の美しいブナと真っ白な稜線が背中を押す。稜線への急登は一部クラストしており、スノーシューのアイゼンを効かせて無事登り切る。10時10分大峰分岐着。青空の下に雪原が広がる。向白神岳、岩木山がお出迎え。岩木山は中腹に黒い雲をかかえている。ここからタロンペさんが先を行く。左に向白神岳への稜線、右に日本海を眺めながら気持ちのよい稜線歩き。最高の気分。今年雪が多いのか、避難小屋の2階の入り口が雪でふさがれている。タロンペさんの山頂で「やった!」の大きな声。10時30分山頂着。無風、気温7度。日差しが暖かく感じる。鳥海山、岩手山は見えないが、展望はよい。山頂トイレ脇で昼食。素手を出しても冷たくない。下るのがもったいないと言いながら、11時25分下山。のんびり、ゆっくり下る。大峰分岐からの急斜面で一人の登山客とすれ違う。秋田市から来たそうで、トレースのお礼を告げられる。次第に腐ってくる雪を踏みながら12時40分蟶山通過。ここからの急斜面に難儀をしながら13時15分冬道入口着。ここでスノーシューを脱ぎツボ足で下る。13時35分記帳所、13時55分車へ。タロンペさんと握手をして別れる。ハタハタ館が休館のため、白神温泉で汗を流し帰宅。
 素晴らしい好天に恵まれ、最高の登山でした。四季折々白神岳は楽しめますが、天気に恵まれた時のこの時期の白神岳は格別です。
 登り、蟶山まで1時間55分、大峰分岐まで3時間40j分、山頂まで4時間
 下り、蟶山まで2時間10分、車まで3時間25分、山行時間は7時間25分でした。
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国道から見た白神岳のシルエットが美しい
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遠く白神岳が見える白神川林道工事現場入り口に駐車
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朝日が差しこむブナ林にトレースが続く
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タロンペさんと蟶山で合流
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ブナ林の向こうは真っ青
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標高1000m付近のブナの樹氷
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樹氷の向こうに稜線への急登
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大峰岳への稜線
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夢中で写真を撮る私(タロンペさん撮影)
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足を踏み入れて申し訳ない!
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日本海をバックに稜線への急登を登るタロンペさん
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急登から見えた白神岳山頂方面
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今回も向白神岳、岩木山がお出迎え
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山頂をめざすタロンペさん
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雪に埋もれた避難小屋
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向白神岳(左)と岩木山(右)をバックに久しぶりのツーショット
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山頂から避難小屋とトイレ
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藤里駒ケ岳(奥)と小岳(手前)
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二ツ森
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秋田から来た登山者と会話(タロンペさん撮影)
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樹氷の中を下るタロンペさん
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青空は下山時も
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タロンペさんのブログはこちらです。


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悪天で蟶山まで

2017年 2月16日    単独行

 2月の白神岳山頂を踏む目的で、白神岳を目指しましたが・・・・・。
 5時20分、真っ暗な中を能代出発。星が見えないのが気にかかる。いつもの通り昼食を調達し、黒崎登山口を目指す。国道から白神岳がくっきり見える。期待できそう。国道から歩くことを覚悟していたが、林道が除雪されている。やっと車が一台通れるだけの幅だが、工事中の白神川への林道入口まで。数日前に除雪ばかりのようだ。ラッキーである。林道には80cmほどの積雪。スノーシューを履いて、7時出発。気温3度、上空は明るい。30cmほど埋まる締まった重い雪。駐車場を過ぎ、30分ほどで記帳所着。登山届を出すために、雪で覆われた扉を開ける。1月18日の私の記帳の後、2月2日に登った人がいる。天気はどうだったかな?などと思いながら、ブナ林に入る。冬道入口に着く8時ごろから雨が降り出す。急登のヤブは雪に押しつぶされているが、雪が深く重い。次第に南からの冷たい風。そしてガス。予想以上の悪天に気持ちが折れそう。とりあえず蟶山までと先を急ぐ。9時55分ガスに覆われた蟶山着。雨はみぞれに変わり、ウェアがびっしょり。冷たい南からの強風、周囲は深いガス。上空はどんよりした雲。山頂方面の不気味なシルエットが「今日は登るな!」と言っている。残念だが下山することに。毎年、この時期に1回引き返しているなあと思い出しながら一気に下る。50分ほどで冬道入口、11時20分記帳所、12時前には駐車した白神川への林道入口着。国道から見上げた白神岳は黒い雲に覆われている。物足りなさと空しい気持ちを抱えて帰途につく。
 早すぎる帰宅に、もう少し粘ってもよかったかなあと思う山行でした。
 登り、記帳所まで30分、冬道入口まで1時間、蟶山まで2時間55分、
 下り、蟶山から冬道入口まで45分、記帳所まで1時間10分、白神川林道入口まで1時間45分,,山行時間は4時間50分でした。
 
 


白神川への林道入口に駐車
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林道の奥に白神岳の稜線が見えたのですが・・・・。
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やっと記帳所の中に入る
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細いブナが広がる蟶山への尾根
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次第にガスに覆われる
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蟶山周辺は深いガス
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みぞれで濡れた蟶山の看板
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雪で遮られた登山道
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冬山技術講習会

 2017年2月3日~5日

 高体連登山部主催の冬山技術講習会に参加してきました。
1日目(3日)
 12時、国民宿舎森吉山荘に集合。すごい積雪。除雪車が忙しく動き回っている。山岳部員の参加は8高校から50名ほど。女子部員も10数名。13時の開講式が終わると早速雪上でのテントの設営。テン場の駐車場は2mの積雪。足を踏み入れると70cmほど埋まる深雪。雪面を踏み固め、最初に講師のショウスケさんの指導で模範設営。終了後、各パーティで設営に入る。深雪に苦労するが、今夜宿泊することから快適さを求めてみんな一生懸命。2時間ほどかかって完成。ゾンデ、ビーコンの使用方法を学び、16時から天気図作成。炊事、食事をして初日の講習を終える。
2日目(4日)
 午前8時40分、気温マイナス3度、曇り空の中、森吉山荘前を一列の隊で出発。ガイドのFさんの誘導で、数名のスキー隊の後をワカン隊が続く。顧問を含めると70人ほど。数十mの隊列は壮観。ワカン隊のトップは、膝から腰までのラッセル。50歩すすんだら交代のローテーションで距離を稼ぐ。15分ほど林道を進み、西ノ又コースの尾根の突端から杉林に入る。さらに雪が深くなり、トップはきつい。交代するように話しても、部員が頑張るがんばる。10時10分、足元の悪い杉林をぬけ、送電線の鉄塔の下、広々とした尾根に到着。曇り空、小雪が舞うことも。ここからはなだらかな登り。左がブナ林、右がカラ松林の気持ちのよい尾根歩き。時折青空も顔を出して最高。2回ほど読図して544.0m三角点脇を通過し、11時40分594m標高点に到着。昼食後、講師のFさんより弱層テストの方法を学ぶ。部員も積極的に参加している。13時10分登ってきた道を戻る。幅1mほどの立派な道ができている。一気に下って、14時30分全員無事森吉山荘着。15時から講師のショウスケさんから装備のお話、Fさんから冬山の魅力とクマのお話がある。炊事、食事で無事2日目終了。
3日目(5日)
 8時45分より2日前に作成した天気図の解説。9時より閉講式を行い、3日間の講習会が終了。
 久しぶりに冬山技術講習会に同行しました。若い登山部員をうらやましく思いながら、元気をもらいました。
 登り、森吉山荘から594m標高点まで3時間、下り1時間20分、山行時間は5時間50分でした。
 



国土地理院発行二万五千分の一地形図「太平湖」
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開講式
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テントの模範設営
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張りあがったテント
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ゾンデ、ビーコンの説明
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2日目、最初は除雪した林道を進む
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雪の林道を隊行動で進む
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送電線の鉄塔の下で大休止
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トップを行くスキー隊
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時折青空が顔を出す
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カラ松林の中を進む
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594m標高点で昼食
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弱層テストの説明をする講師のFさん
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スコップをたたいて弱層を探す
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真剣に弱層テストの説明を聞く
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帰りには日差しが降り注ぐ
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森吉山荘に帰ったら一面の青空
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森吉山荘の屋根に積もった雪
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プロフィール

ナリユキ

Author:ナリユキ
 秋田県能代市にあります浄土宗光久寺というお寺の住職をしております。山登りを趣味とし、機会を見つけて近場の山に登っております。白神岳をホームグランドとして、月に2~3回の山行を目標としており、白神岳には一年を通して毎月1回は登っています。山日記のホームページも開設しています。
年齢的にいつまで続くことやら。

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