30年ぶり?の小岳へ

2017年 7月27日       単独行

 明日から天気が下り坂の予報でどこか山に行こうかと思いましたが、午後から孫の相手があり30年ぶりに小岳に行ってきました。
 小岳は藤里駒ケ岳の西隣、白神山地の奥深くにある1042.3mの山ですが、アプローチが2.1kmの悪路の林道のため、なかなか行けない山です。
 午前5時能代出発。米代フォレストラインを素波里ダム目指す。期待した天気は曇り空。気温15度。1時間ほどで素波里園地着。小岳まで21kmの標識を見ながら林道に入る。砂利道から石が露出したデコボコ道に。車の底をこすらないように、慎重走行。30分ほど走って藤里駒ケ岳への分岐を過ぎると、さらにデコボコ。引き返したい気持ちで、さらにゆっくり走行。分岐から林道を30分ンほど走って、やっと登山口着。トイレ、巡視管理棟わきに駐車。クマが出没しそうでこわい。登山道は周回できるようになっており、右のコースを登る。気温19度、蒸し暑い中を午前7時出発。沢の右岸を進むとエゾアジサイ、サワヒヨドリがお出迎え。ブナ林の急登に入ると汗がふき出す。日射が強いだけに、ブナ林の中はヒヤッとして気持ちがよい。木漏れ日もよい。いつもは見過ごすツルアリドオシが満開。丸く膨らんだギンリョウソウが可愛らしい。正面から見ると、ゲゲゲの鬼太郎の目玉おやじ。50分ほどでブナ林をぬけ、低灌木に。視界が開け、岩木山、藤里駒ケ岳、田代岳が見える。最後の登りを終え、8時30分小岳山頂着。上空は巻層雲、気温26度だが、快適。静かな山頂である。森吉山がやっと見える程度の展望。白神岳、二ツ森、焼山、青鹿岳など白神山地の山々が見渡せる。世界遺産のブナ原生林も。積雪期に歩きたいと思っている冷水岳から小岳までの稜線を確認して、9時10分下山。右側の登山道を下る。ブナの二次林がきれいだ。途中で2名の作業員と出会う。ブナにピンクテープを巻いている。何しているのかなあと思いながらひたすら下る。10時登山口着。新潟ナンバーのブナ生息調査と書かれた車が留まっている。暑い。気温は30度を超えている。藤里駒ケ岳に寄ろうかと思ったが、この暑さに気持ちが折れる。11時45分、自宅着。かみさんの驚いた顔を見ながら、昼食。
 久しぶりの小岳でした。よい山ですが、これだけでは物足りなさが残ります。林道も車がかわいそうだし。
 登り1時間10分、下り50分、山行時間2時間40分でした。




ギンリョウソウ、正面から見ると目玉おやじ!
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目玉おやじ!
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小岳登山口のトイレ(左)と巡視管理棟(右)
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クマが出そうな登山道
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エゾアジサイ
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秋の花?サワヒヨドリ
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トリアシショウマ
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よく整備された登山道
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仲睦まじいツルアリドオシ
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楕円形のギンリョウソウ
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ギンリョウソウの横顔
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青空をバックに小岳山頂
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白神岳
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二ツ森
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田代岳
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岩木山
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山頂で記念撮影
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山頂にある山ノ神の祠
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きれいなブナの二次林
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花の見ごろも終盤 秋田駒ケ岳

2017年 7月20日    単独行

 昨年に引き続いて、中生保内口利用で秋田駒ケ岳に行ってきました。今回のコースは、金十郎長根を登り、五百羅漢、男岳経由で女目岳。帰りは、大焼砂からムーミン谷に下り、五百羅漢にぬけ、金十郎長根を下りました。
 中生保内口から金十郎長根、五百羅漢、男岳のコースは、その昔男岳に祀られる駒形神社を参拝する信仰登山の道でした。八合目までの車道が開通するまでは、主要な登山道だったのです。
 夕方4時幼稚園に孫を迎えに行くという使命があり、それまでに帰る約束で、午前4時暗い中を能代出発。眠い中、よくやるなあと我ながら感心する。次第に明るくなるが、上空は曇り空。中生保内牛沢の集落に林道入り口の案内板がある。舗装と砂利道を6.5kmほど走り、6時30分登山道入り口着。車が6台ほど留められるスペース。こんもりとした林に囲まれ、今にもクマが出没しそう。6時50分気温19度、曇り空の中出発。沢を2回渡るが、祓川というらしい。信仰登山のコースらしい。杉とブナの林が、しだいにブナ林に変わる。急登で汗がふき出す。地図上の白滝は下部になっているが、登山道わきの水場が白滝である。水を補給して外輪の分岐をめざす。分岐手前でササが登山道におおいかぶさっている。そのササに夜露が降りていて、ズボンがびっしょり。靴の中までびっしょり。これは想定外。7時40分御坪分岐着。左に曲がって、10分ほどで1115.7m三角点。ここからの山頂部の眺めは最高。カルデラの向こう、雄大な男岳の隣に気性が荒そうな女岳が寄り添う。振り返ると田沢湖。和賀山塊が雲の上に浮かんで見える。眺望を楽しんで、金十郎長根を水沢分岐目指して登る。途中、ササヤブもあるが、苦になるほどではない。緩やかな登りで、息が切れることなく標高を稼ぐ。冷たい西風が心地よい。トウゲブキ、ハクサンボウフウ、アカモノ、ミヤマダイコンソウなど花が豊富。群落しているオニアザミのとげが痛い。8時45分水沢分岐着。五百羅漢の向こうに見る男岳は雄大そのもの。これを登ると思うと気が重い。足場の悪い登りを終え、9時30分やっとこさ男岳着。4人の登山者。ニッコウキスゲが咲き乱れる男岳斜面の写真を撮り、あみだ池を通過して10時女目岳着。気温22度、冷たい風が吹き涼しいというより寒い感じ。東京から来た登山者が寒いと驚いている。10時20分下山、登山者の多い大焼砂を目指す。終盤を迎えているコマクサを見ながら、ムーミン谷に下る。エゾツツジ、ミヤマキンポウゲ、ウサギギク、ミヤマコウゾリナ、アオノツガザクラ、ミヤマリンドウなど花が豊富。チングルマは白い花と風車の実が共演。たくさんの登山者が楽しんでいる。ここから岩峰「錫杖頭」下部を通過して、男岳の急登をトラバースして五百羅漢に通じる地図上の登山道を捜す。前回は見つけられず、男岳の中腹に直登したが、今回は幸いにもかすかに残る登山道を通り、尾根上の五百羅漢へ。楽なコースである。ここからは金十郎長根を下る。なだらかな下り坂。正面に田沢湖、左にカルデラの御坪、正面に奥羽山脈。最高の尾根歩き。13時御坪分岐通過。木漏れ日のブナ林を下り、13時30分登山口着。孫のお迎えのため、急いで能代を目指す。

 花の見ごろも終盤でしたが、たくさんの種類の花を愛でることができ、大満足の山行でした。ムーミン谷のチングルマは圧巻でした。あれだけでも、五百羅漢から男岳を登った甲斐があったというものです。信仰の道を登って清らかな気持ちになり、、ムーミン谷の花を愛で美しい心を持つ、中生保内コースお勧めですね。
 

 中生保内・・(6.5km)・・登山口・・(0.8km)・・御坪分岐・・(2・0km)・・水沢分岐・・(1.0km)・・男岳

 登り、御坪分岐まで50分、男岳まで2時間40分、女目岳まで3時間10分、
 下り、横岳まで30分、ムーミン谷駒池まで1時間10分、五百羅漢まで1時間50分、登山口まで3時間10分、
 山行時間は6時間40分でした。




見つけにくい中生保内の案内板
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国土地理院発行二万五千分の一地形図「秋田駒ケ岳」「国見温泉
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クマが出没しそうな登山口
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その昔禊をしたとされる、5合目白滝
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その昔ここから天界とされた、外輪の末端・御坪分岐
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1115.7m三角点からの山頂部
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和賀岳(左)と薬師岳(右)
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とげが痛いオニアザミ
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ミヤマオトギリソウ
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淡い青が美しいハクサンシャジン
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水沢分岐から見上げた五百羅漢から男岳への登り
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水沢分岐
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ミヤマハンショウヅルの花
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ミヤマハンショウヅルの実
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ミヤマダイコンソウ
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五百羅漢
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トウゲブキ
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ミヤマウスユキソウ
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エゾツツジ
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その昔、たくさんの人々が参拝に訪れた男岳の駒形神社
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火口内の小岳とムーミン谷
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男岳斜面のニッコウキスゲ
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女目岳山頂にて記念撮影
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コマクサ
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チングルマの実
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チングルマの実
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チングルマの花
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アオノツガザクラ
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ミヤマリンドウ
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ハクサンフウロ
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気性が荒そうな女岳
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開放的で気持ちのよい金十郎尾根の下り
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7月 花の白神岳へ 

2017年 7月 8日    単独行

 孫が生まれたため控えていた山行、やっと時間がとれたこの日、花の白神岳に行ってきました。
 昼過ぎには自宅に戻らなければならないため、午前4時30分能代出発。上空には薄く巻層雲が広がっているが、好天はまちがいない。いつものように、朝食と昼食のおにぎりを調達して、5時20分駐車場着。3台の車。急いで準備して、5時30分出発。気温19度。登山届を出して登山道に入るころには汗がふき出す。7月だからしようがないと思いながら二股分岐を過ぎる。花が見当たらないと思っていたら、登山道わきに白いかたまり。ピンクの花がついている。ショウキラン?花の本でしかみたことがない。ラッキー!と写真を撮る。最後の水場で水を補給し、蟶山への急登へ。あえぎながら6時20分蟶山分岐着。出発して二股分岐まで30分、最後の水場まで1時間、蟶山分岐まで1時間20分が最近のペース。ブナ林の濃い緑が日差しをさえぎり、ほどよい日陰を作ってくれている。気持ちのよいコースである。稜線への急登に入ると花々がお出迎え。ゴゼンタチバナ、散りかけたチシマフウロ、今が盛りのニッコウキスゲ、咲き始めのイブキトラノオ。山頂手前のお花畑はニッコウキスゲとイブキトラノオの共演。写真をいっぱい撮って8時15分山頂着。森吉山、八甲田山が雲から頭だけ出している。岩木山の山頂部がかすんで幻想的。まあまあの展望。気温25度。そよ風が吹き、苦にする暑さではない。山頂避難小屋に一人の登山者。深夜にのぼり、日の出を撮影したとのこと。みせていただいた画像には、岩木山の右わきに真っ赤な丸い太陽が写っている。素晴らしい写真である。9時下山開始。たくさんの登山者とすれ違う。みんな汗びっしょりで辛そう。20人ほどとすれ違い蟶山を下っているとショウスケさんとバッタリ。全県総体以来。近況報告などで10分ほど話し込む。刈り払いの地元の人、蟶山コースを整備するとのこと。最後の水場で横手高校山岳部と出会う。忙しいため遠くへ夏山合宿に行けないので、生徒の希望で世界遺産を見に来たとのこと。ショウキランをもう一度見たいと思って下るが見つけることができず。暑さで頭がもうろうとしているせいか。11時50分駐車場着。なんと20台の車。車内に置いたペットボトルのお茶がほどよいホットになっている。
 この時期の白神岳は、涼しい早朝に登って、早く下るのがベストです。山頂部のお花畑が見ごろを迎えていました。今年も大好きなイブキトラノオに出会えました。
 登り、蟶山分岐まで1時間20分、山頂まで2時間45分、
 下り、蟶山分岐まで1時間30分、駐車場まで2時間50分、山行時間は6時間20分でした。 




登山道入り口のブナの巨木
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ショウキランにびっくり!
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アップにするとこんな感じ
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朝日がさしこむアオモリヒバ林
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ブナをおおい隠すツルアジサイ
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夫婦ダケカンバのお母さん(右)元気になりました
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ギンリョウソウ
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稜線への急登から山頂部
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今回も出会えたチシマフウロ
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ニッコウキスゲのどアップ!
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ゴゼンタチバナ
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今日の岩木山は幻想的
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朝日を浴びたイブキトラノオ
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イブキトラノオの群落
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山頂より避難小屋と岩木山
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雲の上にポッカリ浮いた森吉山
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いつもの記念撮影
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イブキトラノオの咲き始めはピンク色
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1輪だけ咲いていたハクサンチドリ
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ニッコウキスゲの群落
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最後の水場で出会った横手高校山岳部
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帰りには20台の車
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ショウスケさんのブログはこちらです。



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プロフィール

ナリユキ

Author:ナリユキ
 秋田県能代市にあります浄土宗光久寺というお寺の住職をしております。山登りを趣味とし、機会を見つけて近場の山に登っております。白神岳をホームグランドとして、月に2~3回の山行を目標としており、白神岳には一年を通して毎月1回は登っています。山日記のホームページも開設しています。
年齢的にいつまで続くことやら。

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