師走の白神岳

2017年12月23日      単独行

 寒さが緩むこの日を逃したら今年中に白神岳に登れないと思い、急遽行ってきました。
 5時、真っ暗な中を能代出発。霧雨が降っている。やめようかなあと迷いながら、何となく登山口を目指す。八森あたりでどしゃ降り。こんなはずではなかったと思いながら、6時10分黒崎着。日の出まで時間があるので、国道わき駐車して30分ほど仮眠をとる。林道には積雪があり、車の通った轍が駐車場に続いている。跡をたどるが、途中で怖くなり引き返して、国道から数十m入った三差路に駐車。7時45分曇り空の下を出発。林道を歩くこと45分、登山口の記帳所着。ここまで車の跡が続いている。登山届の確認に来たらしい。普通車では無理。ランクルかな?8時30分登山口を出発。積雪20cmほど。濡れ雪が重い。冬道の急斜面で30cmほどの積雪、やぶが行く手を邪魔する。30分ほどかけて急斜面を登り切り、尾根上へ。濡れ雪が重く、30cmほど埋まるラッセルがきつい。体力の消耗が激しく、どんどん時間が過ぎていく。10時45分蟶山着。このペースでは山頂は無理かなあと思いながら、行けるところまで行くことに。積雪50cmほど。幾分雪が軽くなるが、それでもラッセルはきつい。雲の切れ間から時々日が差し込む。無風でおだやか。雪を抱えたブナ林がきれい。どこで引き返そうかと思いながら、何となく先へ進む。977mの標高点を過ぎ、稜線への急斜面へ。ガスが深くなり、冷たい風。やめようかなと思いながら何となく登りだす。13時大峰分岐着。強い西風とガス。ここまでくれば山頂まで行くしかない。雪庇に気を付けながら山頂を目指す。立っていられないくらいの強い西風。13時30分山頂着。登山口からなんと5時間。周囲は真っ白。とりあえず避難小屋の写真を撮り、ふみ跡が消える前に下ることに。かろうじて見えるふみ跡を頼りにブナ林に戻る。さっきの風が嘘のように、無風でおだやか。パンをほおばりながらひたすら下る。さすがに疲れが溜まり、両足が痙攣しそう。芍薬甘草湯でだましだまし下る。14時40分蟶山を通過。下界は夕焼け。いやな蟶山からの急斜面を下り、16時25分登山口着。ここから林道を40分歩く。17時05分やっと車にたどり着く。
 ずっしりと重い雪のラッセルでハードな山行でした。白神岳の稜線の状況は上がってみないとわからないと、今回も思い知らされました。久しぶりに疲労困憊で、ビールのおかわりができませんでした。
 登り、登山口から蟶山まで2時間15分、山頂まで5時間、
 下り、蟶山まで1時間10分、登山口まで2時間55分、行動時間は9時間20分でした。




国道から数十mの三差路に駐車、ここから歩くことに。
CIMG0224.jpg



駐車場、車のふみ跡は登山口まで。
CIMG0228_20171224173019b16.jpg



登山口は30cmほどの積雪
CIMG0232.jpg



枝がうるさい冬道の急斜面
CIMG0234.jpg



朝日が蟶山への尾根を照らす
CIMG0239.jpg



8カ月ぶりの蟶山
CIMG0241.jpg



ウサギの足跡をたどる
CIMG0243_20171224173041c13.jpg



日を浴びたブナ林
CIMG0247_20171224173043964.jpg



雪を抱えたブナ
CIMG0252_20171224173044d90.jpg


青空をバックにブナの霧氷
CIMG0264.jpg



雪の白とブナの黒のコントラストがきれい
CIMG0265_201712241731100c6.jpg



霧氷をつけたブナの巨木
CIMG0266_20171224173111540.jpg



木々の向こうに白い山並み
CIMG0276.jpg



雲の流れが速い
CIMG0282_201712241731141eb.jpg


稜線への急斜面は強い風とガス
CIMG0283_2017122417311694d.jpg



山頂のトイレが見えるとホッとする
CIMG0287_20171224173153c52.jpg


積雪が避難小屋の屋根の高さまで
CIMG0291_20171224173155f27.jpg



私の後に道はできる
CIMG0307_20171224173156798.jpg



美しいブナ林
CIMG0318.jpg


下界は夕焼け
CIMG0324.jpg
スポンサーサイト

強風とガスの田代岳

2017年12月15日    単独行

 12月に入り、登山できるような天気がないまま半月が過ぎようとするこの日、寒さが緩むという予報を信じて田代岳に行ってきました。
 真っ暗な中、6時能代出発。気温1度、小雨。気が重く、引き返そうかと何回も思う。二ツ井に入るとみぞれに変わる。ますます気が重い。山瀬ダムにかかる田代岳大橋あたりでは曇り空。田代岳方面は黒い雲の中。林道から見る雪景色がきれいだが、道はデコボコ。8時20分、大広手登山口着。積雪1mほど。気温2度、曇り空の中をスノーシューをはいて出発。冬道に入ると、30cmほどのラッセル。杉林をぬうように登る。やぶがすこしうるさい。20分ほどで主尾根にあがる。ここからは、気持ちのよいブナ林の尾根歩き。吹き溜まりではひざを超すラッセルがきついが、ゆるやかな登り。上空に青空が見え隠れし、朝日がブナ林に差し込む。ウサギの足跡のほかに、人のふみ跡らしきものもあるが、途中で消えている。リスが雪の中を走っていく。リスは冬眠しないのかな?標高1000m付近からガスが周囲を包む。風も出てきて寒い。ジャケットを着込み、10時50分田代湿原にあがる。冷たい風とガスで何も見えない。がっかりしながら山頂を目指すが、そこにあるはずの山頂が全く見えない。気が付いたら、かなり左にコースがはずれている。左利きのせいか、方向感覚が左にずれているらしい。そのため、白神岳では雪庇から落ちそうになったことも。地図とGPS、コンパスを駆使して急斜面にたどり着く。強い風が冷たく、指先が痛い。やっと、山頂手前の鳥居へ。山頂神社が見えない。ガスのために見えないと思ったら、山頂にもない。鳥居だけが風に吹かれている。神社で風を避けて昼食をとるつもりが、跡形もない。狐につままれた気分。悪天だけに、恐怖感がすごい。写真を撮って、すぐに下る。もう、ふみ跡が消えている。田代湿原で休憩。FBに投稿して、振り返ると山頂ドームがかすかに顔を出す。風が冷たく、じっとしていると耐えられない。パンをほおばりながら、どんどん下る。ブナ林に入ると、さっきまでの天気がうそのように、青空と日差し。登りのふみ跡をたどりながら一気に下り、12時30分登山口着。ちょっと物足りなさを感じながら、ユップラに立ち寄って帰宅する。
 山頂では天気に恵まれませんでしたが、しばらく山に登っていないストレスが、少しだけ解消されました。思ったより雪が多く、きついラッセルでした。
 登り、山頂まで2時間15分、下り1時間30分、山行時間は3時間45分でした。




田代岳大橋から見た田代岳方面は雲の中
CIMG0126.jpg



冬の岩瀬川渓谷
CIMG0127.jpg



雪景色が美しい!
CIMG0131_20171216173944467.jpg



大広手登山口に駐車
CIMG0133.jpg



ブナ林をラッセル
CIMG0140_2017121617394730f.jpg



ブナ林に朝日が差し込む
CIMG0144_2017121617400599e.jpg



登山者のふみ跡?
CIMG0155.jpg



上空は青空
CIMG0157_20171216174008108.jpg



雪を抱えたブナ
CIMG0158_2017121617401081c.jpg



田代湿原は深いガス
CIMG0163_20171216174011922.jpg



やっと見えた山頂手前の鳥居
CIMG0167.jpg



山頂の鳥居の向こうに神社があるはずだったが?
CIMG0171_20171216174038760.jpg



田代湿原で記念撮影
CIMG0175.jpg



顔を出した山頂ドーム
CIMG0178.jpg



田代湿原に日が差し込む
CIMG0192_20171216174042a16.jpg



霧氷のダケカンバ
CIMG0195_20171216174105c4b.jpg



ずっと日に照らされていたロケット燃焼試験場
CIMG0201.jpg



登山口にもどると一面の青空
CIMG0211.jpg



帰りの田代岳大橋からは田代岳方面がくっきり
CIMG0212.jpg


◎マイホームページ 「住職の秋田山日記」
http://enjoymntn.web.fc2.com/


◎マイホームページ 「浄土宗 大窪山 光久寺」
http://koukyuji.web.fc2.com/
プロフィール

ナリユキ

Author:ナリユキ
 秋田県能代市にあります浄土宗光久寺というお寺の住職をしております。山登りを趣味とし、機会を見つけて近場の山に登っております。白神岳をホームグランドとして、月に2~3回の山行を目標としており、白神岳には一年を通して毎月1回は登っています。山日記のホームページも開設しています。
年齢的にいつまで続くことやら。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
天気予報

-天気予報コム- -FC2-
リンク
検索フォーム
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文: