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向白神岳・8度目の日帰り登山

2020年 3月31日       単独行

 天気と雪質と体力の3条件が揃わなければ、向白神岳の日帰り登山は無理です。6日前の25日には、見事にはね返されて白神岳から引き返しました。3日間晴天が続く最終日、天気と雪質の条件が整い、残り体力が少し心配でしたが、この日を逃したら今シーズンの向白神岳登頂はないと思い、中5日でまた向白神岳を目指しました。 
 白神岳に9時までに入る計画で、やっと明るくなった午前5時15分駐車場出発。気温2度、晴天。最後の水場まで雪はなし。真っ盛りのフクジュソウに混じって、カタクリが咲き始め。6時25分最後の水場着。水を補給し、アイゼンを履く。ここから直進して冬道を辿る。たくさんのトレースが前方に進んでいる。尾根への直登では、下山時に苦労を強いられたらしい穴ぼこだらけ。7時10分、山頂まで2.4kmの標識がある尾根へあがる。ここからは気持ちのよい尾根歩き。ブナ林に朝日が射し込む。トレースに導かれるようにして、8時20分、快晴の大峰分岐着。向白神岳と岩木山が今日は歓迎してくれているよう。硬い雪面の稜線を歩いて8時35分白神岳山頂着。予定より早い。八甲田山、岩手山、そして鳥海山が確認できる。最高の展望。10分ほど大パノラマを楽しんで先を急ぐ。ここからは2名ほどのトレース。一気に150m下って笹内川源流部を越え、60m登って9時20分玄関岳着。正面にブナ原生林、右に能代市方面、左に向白神岳への稜線、振り返るとドッシリと構えた白神岳。ここも素晴らしい展望。玄関岳からの60mほどの下りが最大の難関。クラストしてアイゼンが効かない。恐る恐るステップを切りながら、慎重に下る。ここから、1165m、1221m、白神山地の最高峰1250mの3つのピークを辿る。1165mピークで後ろから声をかけられ、振り向くとなんと25日に白神岳でお会いした青森市からの女性の登山者。1時間半以上遅く出発して、追いつくなんてなんという速さ。あの玄関岳からの急斜面を難なく下るなんて、この人はただ者ではない。仕事の関係で、ここから引き返すとのこと。あと、1時間ぐらいで向白神岳に到達するのにもったいない!左に笹内川と大峰岳への稜線、右に延々と続く世界遺産のブナ原生林、正面に向白神岳と岩木山と最高の稜線歩きを楽しむ。1250mピークから向白神岳までは左右が切れ落ちたやせ尾根。風が強いと怖いところだが、今回は微風。11時、向白神岳着。岩木山がどでかい。世界遺産のブナ原生林もスケールが大きい。何回来ても、ここからのロケーションは最高!帰りを考えると長居は出来ない。11時15分、来た道を引き返す。少しずつ巻層雲が広がる。日輪(ハロ)も現れ、天気は下り坂?1221mピークでブナ原生林を見ながらの昼食。なんという贅沢。カップ麺とおにぎりがうまい。13時20分、玄関岳に戻る。ここから白神岳への最後の登り。疲れがたまって頑張りが効かない。14時、やっとの思いで避難小屋着。ここからはいつものコース。緊張感から解放され、もうろうとした感じで下る。蟶山尾根からの急斜面は雪が緩んで、転んだり、尻滑りと大苦戦。15時35分、最後の水場着。16時二股分岐を過ぎ、16時30分駐車場着。もう、一歩も歩きたくない気分で、帰り支度。
 好天に恵まれ、向白神岳を満喫しました。ただ、21km超、11時間余りの行動は、さすがに限界でした。
 登り、白神岳まで3時間20分、向白神岳まで5時間45分、
 下り、白神岳まで2時間45分、駐車場まで5時間15分、行動時間は11時間15分、39,300歩でした。
 



岩木山と今日の目標地向白神岳(左)
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岩手山が見える!
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いつもの白神岳山頂からの眺め
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まずは白神岳山頂でパチリ!
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八甲田山も見える
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いざ、向白神岳へ 一気に160m下る
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160m下って、白神岳を見上げる
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玄関岳の急斜面はクラスト状態
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白神岳から十二湖への稜線
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1165mピークへの登り、こういう登りが3回
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向白神岳稜線から見た白神岳
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1165mピークから引き返すただ者ではない登山者
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だんだん遠ざかる白神岳
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左から向白神岳、岩木山、白神山地最高峰1250mピーク
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向白神岳最後の登り、これがきつい!
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念願の向白神岳にてパチリ!
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ブナ原生林の向こうに岩木山
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向白神岳から岩木山はすぐそこ!
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向白神岳からの眺め、南側は辿ってきた稜線
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向白神岳からの眺め、北側は静御殿、吉野岳、太夫峰と続く稜線
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向白神岳からの眺め、東側は延々と続くブナ原生林
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天気が下り坂?日輪(ハロ)
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帰りには、玄関岳がメタリックに
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ブナ原生林の向こうに藤里駒ヶ岳と小岳(手前)
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ブナ原生林の向こうに尾太岳(左)と田代岳(中央)
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やっと戻りました避難小屋
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カタクリが疲れを癒やしてくれる
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向白神岳を目指したが・・白神岳

2020年 3月25日          単独行

 日本全国好天の予報を信じて、向白神岳を目指しましたが・・・。
 向白神岳への日帰り登山には、10~11時間はかかることから、午前4時10分能代出発。真っ暗の中、青森県を目指す。県境を越えたあたりからやっと上空がうっすらと明るくなる。5時、駐車場着。今回はここまでしか車で入れない。残念!夜明け時刻が5時38分。すっかり明るくなった中、5時30分両手にスノーシューを抱えて出発。15分ほどで登山口へ。登山道にわずかの積雪。ここ数日に降ったらしい。フクジュソウが雪を被っている。白い登山道を進み、6時55分最後の水場着。上空は青空。期待がふくらむ。ここから直進して、冬道を登る。雪が深く、きついラッセル。早く左の尾根に取り付き、急斜面を登ることに。一端下るべきだが、面倒くさいので、一気に直登。苦労を強いられる。8時、蟶山の尾根にあがる。ここから楽なコースと思いきや、深く重いラッセル。予想以上に新雪が深い。こんなはずではなかったと思いながら、尾根を登っていく。青空がしだいに曇り空に。予想外。稜線への急登は深い雪の下が硬く、崩れやすく登りにくい。やっと急な登りが終わるころ、振り向くと後ろから登山者が登ってくる。女性の単独行。ラッセルのお礼を言いながら追い越していく。こんな天気に単独で来るなんてすごいものだと感心する。次第に風が強くなる。10時、大峰分岐着。展望は悪くないが、風がさらに強くなる。稜線も吹きだまりは深い雪。先行する登山者はペースが速い。10時16分、白神岳山頂着。岩木山、田代岳、八甲田山、森吉山が確認できる。強い地吹雪かと思えば青空が出たりと目まぐるしく変化する。向白神岳が見えるが、向かう気力はもうない。入口を除雪して、避難小屋に入る。青森市からの登山者と山談義で昼食。こんな天気には、避難小屋がありがたい。40分ほどで、登山者が下山していく。向白神岳への気持ちが折れたためか、ゆったりと小屋で過ごす。1時間30分も休んで、下山。外は猛烈な地吹雪。まっすぐ進むのが大変。先行した女性の登山車が心配。やっとの思いで、蟶山への尾根へ。先行した女性の踏み跡を見つけて一安心。途中、大きなザックを背負った登山者とすれ違う。山頂小屋泊とのこと。明日、天気がよくなるといいですねと伝えて別れる。帰りは正規の冬道を下って、13時30分最後の水場着。スノーシューを抱えて下る。今が真っ盛りのフクジュソウを楽しんで、14時30分登山口、14時40分駐車場へ。女性の登山者が無事下山したのを確認。
 天気と雪質と体力の3つが揃わないと、向白神岳の日帰り登山は難しい。今日は、その3条件が全て満たされなかったと諦めました。再度、挑戦してみたいのですが・・・・。

登り、駐車場から最後の水場まで1時間25分、大峰分岐まで4時間30分、山頂まで4時間45分、
下り、最後の水場まで1時間30分、登山口まで2時間30分、駐車場まで2時間37分、22,200歩でした。




雪をまとったフクジュソウ
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青空が広がる
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気持ちのよいブナ街道
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大峰岳への稜線のバックも青空
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美しいブナ林
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急登に入ると強い風
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蟶山と日本海
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追いついてきた登山者
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岩崎方面
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稜線も深い雪
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目指す向白神岳?
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今日の岩木山は寒そう!
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青い空と黒い雲が広がる
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山頂の上空に不気味な黒い雲
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もうすぐ山頂
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目まぐるしく変わる上空
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避難小屋と岩木山
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山頂は1mぐらいの積雪
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雪煙でかすむブナ原生林
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南にのびる尾根に雪煙
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下山時、稜線は猛烈な地吹雪
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振り返ると右奥に山頂トイレ 
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フクジュソウは今が真っ盛り
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今年2回目の白神岳

2020年 3月 4日      単独行

 午後から天気が崩れる予報から、午前中勝負で白神岳に行ってきました。
 4時50分、真っ暗な中を能代出発。コンビニで到着したばかりのおにぎりを調達して青森県へ。登山届記帳所わきの登山口に6時前に車で到着。日の出時刻が6時04分、やっと明るくなった登山口をスノーシューをザックにくくりつけて6時10分出発。上空は曇り空。ザックが重い。冬道入り口を過ぎたお花畑にちらほらフクジュソウが顔を出している。二股分岐を過ぎると、やっと登山道に積雪。雪面が硬く、斜面では滑って歩きにくい。これが最後の水場まで続く。思ったより歩きにくい。7時35分、最後の水場着。ここでスノーシューを履くが、夏道は積雪できつい斜面になっており、通過できそうもない。やむを得ず水場の右に伸びてきている尾根を直登することにする。この急登がまたきつい。途中で何回か夏道を横切る。最後の尾根へのとりつきがまたきつい。結局、50分もかかって、やっと蟶山の尾根にたどり着く。ここからは気持ちのよいブナ林の尾根歩き。上空に高層雲が広がるが、日がブナ林に射し込んでいる。しだいに雲が厚くなり天気は下り坂だが、新雪が重くペースがあがらない。稜線への急登に入ると、南側からの冷たい強風で、雪が舞い上がり顔を打って痛い。雪面がクラストしている個所もある。10時20分、大峰分岐着。モノトーンの向白神岳稜線がきれいだ。、岩木山が頭から雪煙をあげている。山頂への稜線は、低灌木がすっかり雪の下になって、ひろい雪原。冷たい風の中、雪庇に気を付けて10時45分、山頂到着。避難小屋、山頂トイレが雪で真っ白。避難小屋周辺の灌木も雪の下。2m以上の積雪がありそうだ。山頂の標柱も見当たらない。超暖冬だが、山頂部は例年に近い積雪がある。岩木山、田代岳まで見えるが、八甲田山、森吉山は見えない。風が冷たく避難小屋に入りたいが、雪が邪魔して、3階の入り口から入れそうもない。小屋のわきでパンをほおばり、11時下山。もう、踏み跡が消えている。ブナ林に入ると、風も止みひたすら下る。途中で昼食をとり、12時40分、蟶山着。標柱が雪に埋もれて見えない。ここから冬道を下る。どんどん積雪が減って、途中からスノーシューからつぼ足に。最後の急斜面は全く雪がなく、滑る滑る。何回か転倒して夏道へ。上空は真っ黒な雲。14時10分、無事登山口着。車に乗ったら、雨が降り出す。ラッキー!
 今年2回目の白神岳は、まだ真冬の風情でした。風は冷たく、たっぷりの積雪。春まではもうしばらくかかりそうですね。
 登り、大峰分岐まで4時間10分、白神岳山頂まで4時間35分、
 下り、蟶山まで1時間50分、登山口まで3時間15分、行動時間は8時間、20,100歩でした。

 


登山道を雪が覆い、歩きにくい!
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最後の水場から直登!
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蟶山尾根のブナ林
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ブナ林に日が射し込む
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大峰岳への稜線
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ブナ林
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稜線への急登
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岩崎方面
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蟶山尾根を振り返る
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やっと着いた大峰分岐
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山並みの向こうに男鹿半島
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向白神岳(左)と岩木山
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藤里駒ケ岳(奥)と小岳(手前)
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山頂への稜線
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避難小屋(左)と山頂トイレ(右)
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入り口が雪で覆われた避難小屋
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山頂からの眺め
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強風の中で記念撮影
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世界遺産のブナ原生林
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蟶山の標識が見えない!
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フクジュソウ
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プロフィール

ナリユキ

Author:ナリユキ
 秋田県能代市にあります浄土宗光久寺というお寺の住職をしております。山登りを趣味とし、機会を見つけて近場の山に登っております。白神岳をホームマウンテンとして、月に2~3回の山行を目標としており、白神岳には一年を通して毎月1回は登っています。山日記のホームページも開設しています。
年齢的にいつまで続くことやら。

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