羽後朝日岳(1376m) 和賀山塊第2の高峰を目指しましたが‥‥。

 2012年 9月26日 二人行

 和賀山塊第2の高峰、羽後朝日岳にタロンペ氏と行ってきました。登山道がないため、部名垂沢を遡行し、稜線に出て山頂に向かうしかありません。
 午前4時30分、ガスがかかり星が見えない中105号線を通って田沢湖へ。田沢湖町の旧道を通り46号線を横切って真っ直ぐ進み、夏瀬温泉方面へ。舗装道路から砂利道になり、荒れた部名垂林道を10分ほどで標高280mほどの車止め着。車5~6台ほど駐車できるスペースがある。もちろん、車は私たちの一台だけ。部名垂沢(ひなたれさわ)を遡行するため、渓流シューズ、ザイル等を持参して、私は登山靴、タロンペ氏はスパイク付長靴で7時20分出発。50mほど林道を戻り、左の道を下り部名垂沢へ降りる。沢は荒れており、大きな石がゴロゴロして、決して美しい沢とは言えない。標高300mから440m付近まで堰堤が続く。数えてみたら大小合わせて16個もあるが、右側(左岸)に巻き道があり、難なく通過できる。赤いテープが誘導してくれる。440mを過ぎると沢歩き。ゴーロで歩きにくく、膝への負担も大きい。左右には土砂崩れが随所に見られる。水量は少なく、途中に渓流シューズ、ザイルなどをデポする。次第に沢が狭くなり、標高780m付近に10mの滝が行く手をはばむが、左側の岩場が通過できる。9時40分、標高850mの二俣に着く。ここから標高差400mのコースは厳しい急登である。すぐに20mを超える2段の滝が姿を現す。ロープがはられており、左側を巻くが草付きで足場が不安定。そこから上部は這って登るほどの急斜面。草はホールドにしたくないが、周囲に草しかない。草付きの垂直な壁を登っているような感じ。すごい恐怖感。これが1時間半続く。必死に登っている内にやぶこぎになり、標高1000m付近で沢を見失う。踏み跡をたどるが、方向が違うので直登する。稜線に出たのが11時28分、予定した地点より300mほど山頂に遠い。胸までのササやぶ。山頂がはるか遠く感じる。近くの二ノ沢畚が美しい。田沢湖、森吉山、秋田駒ヶ岳も見える。ササやぶに圧倒され、引き返すことを決断。滑落しないように後ろ向きになって慎重に下る。すごい緊張感。二俣で昼食。膝に疲れがたまり、踏ん張りがきかない状態でひたすら下る。15時35分、無事駐車場着。リベンジを誓って能代へ。
 登り、二俣まで2時間20分、稜線まで4時間8分、行動時間8時間15分でした。



羽後朝日岳ルート地図はこちらにあります。



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部名垂沢を出発


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沢にはたくさんの堰堤がありました。


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川原と周囲の緑


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崩壊が随所に見られました。


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最初の滝。左側ロープがあります。


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標高850mの二俣。左の沢を行きます。


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二俣を過ぎると2段の大きな滝が。20m以上はありそう。左のロープを伝って通過。



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滝の上部。左の草付きを進みます。


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振り返ると二ノ沢畚が。


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稜線より羽後朝日岳(奥)


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秋田駒ヶ岳


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田沢湖町神代方面


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田沢湖


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胸までのササやぶ

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アケボノソウ

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沢の入口から志度内畚(1290m)


☆同行者タロンペ氏のブログはこちらです


◎マイホームページ 「住職の秋田山日記」
http://enjoymntn.web.fc2.com/

◎マイホームページ 「浄土宗 大窪山 光久寺」
http://www2.ocn.ne.jp/~koukyuji/

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ナリユキ

Author:ナリユキ
 秋田県能代市にあります浄土宗光久寺というお寺の住職をしております。山登りを趣味とし、機会を見つけて近場の山に登っております。白神岳をホームグランドとして、月に2~3回の山行を目標としており、白神岳には一年を通して毎月1回は登っています。山日記のホームページも開設しています。
年齢的にいつまで続くことやら。

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