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全県総体登山競技で秋田駒ケ岳・大白森へ

2018年 6月2日~5日

 全県総体登山競技大会に審査員として参加してきました。昨年の森吉山同様に読図審査を担当しました。大会期間中、好天に恵まれ、残雪の秋田駒ケ岳、高山植物が咲き始めた大白森を楽しむことができました。
 読図審査とは、選手が来る前にルート上に番号のついたフラッグを設置し、その場所が二万五千分の一地形図のどの位置かを地形などから判断するもので、安全登山のために身に付けるべき技術のひとつです。選手はタイムレース中に即座に判断しなくてはいけないので、大変難しい審査項目です。

第1日目(6月2日)
中小保内出発(13:20)・・・高野・・・田沢湖スポーツセンターキャンプ場(15:30)
 田沢湖総合開発センターでの開会式終了後、車で読図フラッグをつけるために出発。今日のコースはほとんどが車道のため、歩く必要がない。4ポイント設置して今日の仕事は終わり。重いザックを背負った選手がどんどんゴールしてくる。到着後、テント設営、天気図作成が行われ、1日目の審査が終わる。夜は提出された読図の地図の採点。終日、快晴であった。
第2日目(6月3日)
キャンプ場(女子6:30、男子7:00出発)・・・水沢分岐・・・男岳・・・あみだ池・・・横岳・・・湯森山(10:30~11:30集結)・・・笹森山・・・八合目(バスで乳頭キャンプ場へ)
 男子が7時出発ということで、追い越されないように3時起床。真っ暗、月がきれいだ。読図審査のつらいところは、早々と出発しなくてはいけないこと、全コース歩かなくてはいけないこと。4時、薄暗い中を出発。読図フラッグをつけながら、水沢コースのきつい登りへ。身体が目覚めていない。ミネザクラ、ミヤマキンバイ、シラネアオイ、ツバメオモトがきれいだ。7時水沢分岐着。快晴。田沢湖がきれいに見える。男子が出発する時間なのでゆっくりはできない。五百羅漢を通過し、男岳のきついガレ場を登る。気温が上がって、暑い。7時30分、男岳着。数人の登山者が休んでいる。選手の保護者らしい人もいる。少し霞んでいるが、展望は悪くない。岩手山がきれいだ。選手が追いかけていることを気にしながら先を急ぐ。真っ青な空の下、あみだ池、横岳を通過して湯森山との鞍部へ。この付近に8個めの最後の読図フラッグをつけて今日の仕事は終わり。9時10分湯森山着。数人の審査員が選手の到着を待っている。日陰のない暑い中で待つのもつらい。10時を過ぎて、選手がどんどんゴールする。暑さにまいっている様子だ。ここで装備と展望の審査。ここからは2班に分かれて八合目をめざす。笹森山の雪渓の危険な箇所にショウスケさん等がルート工作してくれている。感謝である。八合目からバス移動。キャンプ場で生活形態、植物、天気図の審査。夜は2日目の読図の採点。
第3日(6月4日)
 乳頭キャンプ場(8時30分出発)・・・大釜温泉・・・蟹場分岐・・・鶴の湯分岐・・・小白森・・・大白森(10:30~11:30集結)・・・鶴の湯分岐・・・鶴の湯・・・山の宿キャンプ場(14:00) 
 選手の出発が8時30分、タイムレースがないので、ゆっくりと7時30分蟹場登山口を出発。濃い緑のブナ林をぬけて、蟹場分岐へ。ここからは雪渓が残っており、ブナも鮮やかな緑色。青空の下のブナがきれいだ。読図フラッグをつけながら10時5分小白森を通過し、11時15分大白森着。ヒナザクラ、チングルマが満開。一週間前はつぼみだったヒメシャクナゲがピンクの花を咲かせている。展望も悪くない。選手の到着を確認して、12時30分下山。下りで最後の2個の読図フラッグをつけて、鶴の湯へ。夜は審査の集計で、布団についたのは12時30分。
第4日目(6月5日)
 田沢湖総合開発センターに移動して、審査講評、閉会式で大会を終了。長かった4日間がやっと終わる。




開会式の選手宣誓(第1日目)
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テント設営の審査(第1日目)
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男岳をバックに天気図作成(第1日目)
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上空に美しい月(第2日目)
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水沢のきつい登り(第2日目)
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景色を楽しむ読図スタッフ(第2日目)
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水沢分岐から男岳(第2日目)
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読図フラッグをつけるスタッフ(第2日目)
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読図フラッグ(第2日目)
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明日登る大白森(第2日目)
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女岳の向こうに和賀岳(第2日目)
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ミツバオウレン(第2日目)
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ミネザクラ(第2日目)
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湯森山から女目岳(第2日目)
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湯森山に集結(第2日目)
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ムラサキヤシオツツジ(第2日目)
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笹森山の雪渓を登る選手(第2日目)
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可愛らしいブナの子葉(第3日目)
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緑のシャワーの中を登る(第3日目)
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急斜面を慎重に下る(第3日目)
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まぶしいブナの新緑(第3日目)
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タムシバ(第3日目)
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大白森のヒメシャクナゲ(第3日目)
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大白森のチングルマ(第3日目)
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大白森から秋田駒ケ岳(第3日目)
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装備審査(第3日目)
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木道にすわって休憩(第3日目)
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審査講評(第4日目)
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登山競技って一般からは 一番縁遠い
種目では⁇
こんな長丁場なのも やる事が多いのも 初めて知りました!
気象条件によっては 相当厳しいのでは⁉︎

出場選手、役員共にお疲れ様でした!

No title

 そうですね。
200点満点で10項目ぐらい、採点します。
ペーパーテスト、炊事なんかも見られます。
選手は大変ですね。
何と言っても、山頂までのタイムレースが酷です。
危険な気象状況の時は途中から下山して
車道を歩くこともあります。
ただ、登山の知識、技術は豊富になりますね。
プロフィール

ナリユキ

Author:ナリユキ
 秋田県能代市にあります浄土宗光久寺というお寺の住職をしております。山登りを趣味とし、機会を見つけて近場の山に登っております。白神岳をホームグランドとして、月に2~3回の山行を目標としており、白神岳には一年を通して毎月1回は登っています。山日記のホームページも開設しています。
年齢的にいつまで続くことやら。

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