12月 冬の白神岳 

2012年 12月17日  二人行

 登山日和に恵まれない毎日ですが、やっと12月の白紙岳に行くことができました。黒崎から蟶山への冬道利用の山頂往復です。
 山仲間のタロンペ氏と6時能代を出発、暗い夜道を黒崎登山口駐車場へ。八森あたりでやっと明るくなる。駐車場までの林道だけでなく、駐車場もきれいに除雪されている。感謝である。さすがに他に車は見当たらない。曇天、無風の中、冬用ジャケット、オーバーズボンなしで7時05分出発。数センチの積雪。登山届けによると、11月中旬からほとんど登山者の記帳はない。ここでスノーシューを履く。冬道入口付近で積雪は20cmほど。どちらを行くか迷ったが、冬道へ。ヤブはさほど苦にならない。雪面は少し埋まる程度のかたさ。マーキングテープを頼りに登るが、蟶山への急登はきつい。わずかに踏み跡がある。9時15分蟶山着。暑いくらい。登るにつれてブナの枝が霧氷で白っぽい。風上の方向だけに氷が発達しており、樹霜(じゅそう)というらしい。標高が高くなるほど白さが増し美しい。夢中で写真に納めながら、大峰分岐直下の急登へ。周囲はガスに包まれ、冷たい西風で寒い。ややクラストしている斜面を慎重に登る。稜線に出ると風は強まり、視界はまったくきかない。不安の中避難小屋をめざす。小屋手前の鞍部で突然視界にトイレが入ってきて、安堵する。11時30分山頂着。風が強く寒い。手足の指先が冷たい。2階の窓から避難小屋に入り昼食。この時期、避難小屋はありがたい。12時32分、下山開始。大峰分岐直下の斜面はクラストして滑落しそうで怖い。800m付近から振り返ると山頂が青空の中。14時蟶山着。上空は青空で気温が上がっている。融けてくさった雪が重く歩きにくい。3月の雪のよう。転倒しながら、下山。ひざがガクガク。15時18分駐車場着。結局登山者は私たち二人きりでした。
 登り、蟶山まで2時間10分、山頂まで4時間25分、
 下り、蟶山まで1時間29分、駐車場まで2時間46分、行動時間8時間13分でした。
 

(参考)
霧氷:水蒸気や霧が氷点下に冷やされ、樹枝などに凍りついたもの。生成条件によって樹霜(じゅそう)・樹氷・粗氷などがある。

樹霜:霧氷の一種。夜間、放射冷却した樹木などの表面に、空気中の水蒸気が昇華し、氷の結晶とな って付着したもの。枝状・扇状・コップ状などいろいろな形がある。風上の方向に発達するのが特徴。

樹氷:霧氷の一種。過冷却した微少な水滴が木の枝などについて直ちに凍ってできた白いもろい氷。木に氷の花が咲いたようになり美しい。    (スーパー大辞林より)



きれいに除雪された駐車場。
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蟶山手前の急登
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蟶山を過ぎるとブナが霧氷に。
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美しい霧氷の中を登ります。
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850m付近の霧氷をまとったブナの巨木。
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霧氷をまとった夫婦ダケカンバ。
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ブナの枯葉も寒そう。
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900m付近の霧氷をまとったブナの巨木。
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周囲は真っ白な世界。
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大峰岳分岐直下の急登。
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山頂避難小屋。
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ガスの中の寒い山頂。
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一瞬見ることができた白神川上流部の雪景色。
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下山時の蟶山山頂は青空の中。
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☆同行者タロンペ氏のブログはこちらです

◎マイホームページ 「住職の秋田山日記」
http://enjoymntn.web.fc2.com/

◎マイホームページ 「浄土宗 大窪山 光久寺」
http://www2.ocn.ne.jp/~koukyuji/


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ナリユキ

Author:ナリユキ
 秋田県能代市にあります浄土宗光久寺というお寺の住職をしております。山登りを趣味とし、機会を見つけて近場の山に登っております。白神岳をホームグランドとして、月に2~3回の山行を目標としており、白神岳には一年を通して毎月1回は登っています。山日記のホームページも開設しています。
年齢的にいつまで続くことやら。

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