2月の白神岳 雪を抱えたブナ

 2月14日  単独行

 冬のブナの様子を観る目的で白神岳に行って来ました。
 午前、5時暗い中を黒崎登山口をめざす。曇り空か、星は見えない。曇のち晴れの天気予報に期待する。国道から林道に入ると、雪は少なく難なく国道から100mほど三叉路に着く。10~20cmほどの積雪でさらに奥まで入れそうだが、無理せずここに駐車。明るくなるのを待って、6時20分スノーシューを着けて出発。粉雪が舞っている。雪が少なく林道は歩きやすい。2回ショートカットをして、30分ほどで登山道入口の記帳所へ。しだいに積雪が増え、雪が重い。冬道のマテ山への急登は重い雪につらい。北風からの吹雪で寒い。周囲の樹木が霧氷から着雪に変化してくる。マテ山周辺はブナが雪に押しつぶされそうだ。膝くらいの重い雪のラッセル、単独行がうらめしい。何人か誘うと楽だったのにと後悔しながら、それでも重い雪を抱えたブナに励まされ、行けるところまでという気持ちで上をめざす。この時期のブナは重い雪を抱え、迫力があり圧巻だ。大峰分岐下部の急登はクラストの上に20cmほどの新雪で、アイゼンがかまず登りにくい。ガスで周囲は見えず北風が冷たい最悪の状況。赤テープを着けながら、やっとの思いで大峰分岐。稜線はさらに風が強く、周囲は全く見えない。不安な気持ちで左の雪庇を頼りに山頂をめざす。突然、ガスが晴れ、目の前にトイレが見えたのにはびっくり。12時山頂着。山頂は標柱も雪の中で、何もない。冷たい風と深いガス。避難小屋も入れる状態ではない。すぐ引き返すが、踏み跡はほとんど消えている。赤テープを頼りにマテ山への尾根に入る。大峰分岐下部の急斜面は滑落しそうで、後ろ向きで慎重に下る。降り立ったら、突然日が射し、上空はわずかに青空。あわてて写真を撮るが、10分ほどでまた曇り空へ。15時30分車着。
 この時期のブナは見応え十分、最高です。山頂まで行かなくても、天気にさえ恵まれれば、数人のラッセルで楽しめます
 登り、マテ山まで2時間50分、山頂まで5時間40分、下り、車まで3時間30分、
行動時間9時間10分でした。




暗い中で出発の準備CIMG2274.jpg



次第に白一面に
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マテ山山頂、標柱がわずかに見える。CIMG2316.jpg



マテ山周囲のブナ
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行く手をさえぎる雪を抱えたブナCIMG2344.jpg



雪を抱えたブナの巨木CIMG2365.jpg



森林限界付近の様子CIMG2376.jpg



大峰分岐手前の急登はガスと冷たい風CIMG2377.jpg



突然、目の前に山頂のトイレが。CIMG2382.jpg



山頂の避難小屋も寒そう。CIMG2387.jpg



1000m付近のブナ林CIMG2406.jpg



ブナのスケールがわかるようにセルフタイマーでCIMG2411.jpg



一瞬見えた岩崎方面CIMG2423.jpg



青空をバックにブナの巨木CIMG2428_20140215205458ea5.jpg



やはり、雪山には青空が似合う。CIMG2429.jpg



千年桜のようなブナの巨木CIMG2436.jpg


一瞬見えた大峰分岐への急登CIMG2438.jpg



辛いラッセルを忘れさせてくれる景色、マテ山への尾根CIMG2442.jpg


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あいかわらず白神に行っていたんですね!早くしろうも連れて行きたいです。
プロフィール

ナリユキ

Author:ナリユキ
 秋田県能代市にあります浄土宗光久寺というお寺の住職をしております。山登りを趣味とし、機会を見つけて近場の山に登っております。白神岳をホームグランドとして、月に2~3回の山行を目標としており、白神岳には一年を通して毎月1回は登っています。山日記のホームページも開設しています。
年齢的にいつまで続くことやら。

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