絶好の登山日和に、2月の白神岳へ

2018年 2月 2日     単独行

 久しぶりに好天の予報のこの日、放射冷却できれいな霧氷が期待できる白神岳に、今年3回目の登山に行ってきました。
 午前6時能代出発。気温マイナス9度、西の空に月、東の空はわずかに赤く染まっている。いつものとおり、昼食を調達し、国道から日野林道に入る。除雪しているが、数百m入った三差路まで。ここからは30cmほどの積雪。ショック!ここに駐車して7時40分出発。途中から左の昔の登山道に上がる。やぶがあるが、林道を行くよりは短い距離か。40分ほどで記帳所着。登山届を出し、登山道に入る。もう、朝日が差し込んでいる。快晴、期待が膨らむが、30cmほどの深雪が重い。8時50分冬道に入る。いよいよ雪が深くなり、急登では雪が崩れ落ちて、登りにくい。山頂まで行けるか、不安が頭をよぎる。通常は15分で急登をぬけるが、今回は25分を費やす。右から朝日を浴びながら気持ちのよい尾根をたどる。蟶山に近くなると、いよいよ霧氷が出現する。10時25分蟶山着。上空は真っ青。蟶山周辺は青空をバックにした一面の霧氷がきれいだ。日焼け止めクリームがない。やむを得ず、カットバンを鼻の頭に張り付けて日焼けを防ぐ。蟶山から稜線までの尾根は、霧氷と雪を抱えたブナが青空に映えてきれいだのなんとって。私の乏しい語彙では表現しつくせない。何枚、写真を撮ったことか。技術不足がうらめしい。それにしても深雪のラッセルがきつい。右足がケイレンしそう。この時期の単独行は無理があるなあ。12時15分稜線への急登に入る。積雪があり、クラストはほとんどない。冷たい微風の中、12時35分大峰分岐着。ここからの稜線はクラスト状態で、やっと深雪のラッセルから解放される。12時50分山頂着。気温マイナス3度、微風だが、さほど寒くない。岩手山、鳥海山は雲の上に顔を出している。岩木山には傘雲。パンをほおばるが、十分しのげる寒さなので、バーナーを出してカップ麺をつくる。最高である。この景色をひとり占めは申し訳ない。時間がないので、13時20分下山。稜線でも、風がやむとあたたかく感じる。ブナ林に入っても、気温が低いのか霧氷は残ったまま。あまりの美しさに足取りが重い。我慢できず、ブナ林の中でコーヒータイム。ブナをながめながらのコーヒーはなんて贅沢なことか。ショウスケさんが話していた、蟶山から急斜面を回避するため、二股分岐付近に降り立つコースを下ってみる。緩斜面だが、ヒバが行く手を邪魔する。分岐からの夏道のラッセルもきつい。冬道入り口を過ぎた右斜面が切れ落ちている箇所で滑り落ちそうになる。さらに、木の階段では滑り落ちる。かなり疲れているのだろう。16時10分記帳所着。16時50分、やっと車に乗り込む。白神川の河口でカメラマン二人が写真を撮っている。見上げると白神岳が夕日に赤く染まっている。写真におさめて、帰路につく。
 単独行のため、ラッセルにはきついものがありました。しかし、終日真っ青な空で山頂もほとんど風もなく暖かく、2月としては考えられない天気に恵まれ、大満足でした。このような登山日和は、年に数回あるかないかですね。
 登り、記帳所まで40分、蟶山まで2時間45分、山頂まで5時間10分、
 下り、蟶山まで1時間40分、記帳所まで2時間50分、車まで3時間30分、行動時間は9時間10分でした。




西の空に月が輝く
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林道に入ってまもなくの三差路に駐車
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登山口に朝日が差し込む
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蟶山手前から霧氷が出現
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10時25分蟶山着、遅い!
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見上げると霧氷
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標高900m付近、雪を抱えたブナ
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霧氷のブナ林の尾根歩き
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大峰岳への稜線
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夏道からは見えないブナの巨木
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真っ白に覆われたブナ
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この中をくぐりぬけて進む
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いよいよ稜線への急登
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振り返ると日本海
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大峰分岐で向白神岳がお出迎え
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クラストした稜線で、ラッセルから解放
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傘をかぶった岩木山
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雪庇が崩れかけた稜線
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気持ちのよさそうな避難小屋
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山頂からいつもの眺め
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山頂にて記念撮影
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後髪がひかれる下山
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登った道をひたすら引き返す
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ブナ林の中でコーヒータイム、贅沢贅沢!
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夕日に赤く染まった白神岳
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今年、2回目の白神岳

2018年  1月20日        二人行

 高校山岳部OBのKさんと、25年ぶりに一緒に山に登りました。スノーシューの履き初めを兼ねて、白神岳に行ってきました。

 午前6時、能代市内のスーパーで待ち合わせ。白神岳、二ツ森、森吉山?どこに行こうか思案の結果、白神岳へ。コンビニで昼食を調達して、真っ暗な国道を登山口目指す。しだいに明るくなるが、上空は雲が一面に広がっている。林道の積雪が少なく、駐車場まで入る。ラッキーである。Kさんが持参したスノーシューはMSRライトニングアッセント。なんと最高級品!初体験ということで、しばらくスノーシュー談義。7時30分、気温マイナス2度、曇り空の下を出発。記帳所で入山届を出し、積雪30cmほどの登山道へ。冬道に入り、きつい急斜面も30cmほどの積雪。やぶがうるさい。15分ほどで緩斜面に達し、細いブナ林の尾根を蟶山目指す。雪面が硬く、ほとんど埋まらない。朝日が差し込み、3月ごろの雰囲気。出発して2時間足らず、予想より楽に9時25分蟶山着。無風でおだやかな中、気持ちのよいブナ林のコースへ。黒々としたブナがしだいに霧氷に変化。標高1000m付近からは周囲が真っ白。Kさんが美しい!美しい!と感嘆の声。お連れしたかいがあったというもの。風が出てきたのが気になる。ブナ林をぬけるといよいよ風が強くなる。稜線への急登では立っていられないほど。地吹雪が吹き荒れ、バチバチと氷の粒が顔にあたる。しばらく立ち止まって風が弱まるのを待つことも。急斜面はクラストしているところもあり、こわごわとゆっくり登る。やっとの思いでたどり着いた大峰分岐はガスの中。強い風に向かって山頂を目指す。稜線でも猛烈な地吹雪で何回か立ちすくむ。11時40分山頂着。森吉山、世界遺産のブナ林、能代市が見える。岩木山は裾野だけ。山頂トイレで風をしのぐが、止みそうもないので大福をほおばり下山。もうトレースが消えている。蟶山への尾根が見えているので、迷うことはない。急斜面を下りブナ林に入っても風はおさまらない。どんどん下り、13時10分蟶山着。 北斜面で簡単な昼食。Kさんが持参したコーヒーがうまい!あんドーナッツとベストマッチ。途中、急斜面につぼ足のふみ跡。ここまで登ってきた人がいたらしい。つぼ足の苦労しているふみ跡をみて、Kさんはスノーシューの素晴らしさが分かったとのこと。14時20分記帳所を通過し、14時30分駐車場着。3月の天気のよい日にまた白神岳に登ることを約束して別れる。今夜はKさんからいただいたネギとキャベツを食材にした料理で晩酌である。
 強風でKさんにはかわいそうなことをしましたが、久しぶりにご一緒して楽しく登れました。むかしにすぐ戻れるのはよいものです。次回が楽しみです。
 登り、駐車場から蟶山まで1時間55分、山頂まで3時間50分、
 下り、蟶山まで1時間10分、駐車場まで2時間30分、行動時間は7時間でした。 
 




MSRライトニングアッセント
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今日は駐車場から出発
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蟶山への尾根を登るKさん
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標高800m過ぎから霧氷が現れる
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尾根の積雪は1mほど
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白い尾根を行く
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大峰岳への稜線
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青空をバックにしたブナの霧氷
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夏道からは見えないブナの巨木
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日本海をバックにKさん
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気持ちのよいブナ林のコース
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やっと見えてきた稜線への急登
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今日も左側に雪煙
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稜線への急斜面を登るKさん
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稜線は猛烈な地吹雪
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地吹雪の向こうに世界遺産のブナ原生林
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一瞬、青空が顔を出す
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山頂から避難小屋とトイレ
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山頂にてKさん
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日を浴びて輝く山々
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蟶山で25年ぶりのツーショット
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新春の白神岳へ

2018年 1月 8日      単独行

 松の内(1月7日)が明けたこの日、夕方から崩れる予報に午前勝負で白神岳に行ってきました。
 午前5時20分、月がきれいな暗い夜道を黒崎の登山口をめざす。日の出時刻が7時のため、林道に入ってもまだ薄暗い。積雪はさほど多くはないが、立ち往生を予想して林道から700mほど入ったヘアピンカーブ手前に駐車。ここから歩くことにする。気温2度、スノーシューを履いて、7時出発。積雪10cmほどで、駐車場まで車で行けそうだが、ヒアピンカーブには30cmほどの吹き溜まり。30分で登山届記帳所着。1月3日に入山の記帳がある。記帳所わきにテントを張った形跡も。登山道は20cmほどの重い雪。冬道に入り、急登は50cmほどの積雪で比較的登りやすい。でも、疲れる。尾根に取り付いたあたりでやっと朝日が差し込む。上空は淡い青空。山頂まで頑張れるか不安に思いながら蟶山を目指す。しだいにブナが霧氷に覆われ、キラキラと朝日に輝いてきれいだ。一気にモチベーションが上がる。9時40分蟶山着。周囲は霧氷のブナで一面真っ白。ゆっくり楽しむ時間を惜しんで先を急ぐ。スノーシューで30cmほど埋まるが、頑張るしかない。ブナの抱える雪の量が次第に増加し、周囲は真っ白。やはり、この時期のブナ林のバックは、青空が似合う。冬のブナ林を写真におさめながら、ひたすらラッセルに励む。正月に摂取したカロリーを一気にはき出す気分。ウサギの足跡が道案内をしてくれる。ずっと無風であったが、標高1000m付近から冷たい南西の風。急登から雪煙が左に流れており、風が強そうだ。急登に入ると、右から飛ばされそうな猛烈な風。あられがバチバチと顔を打つ。こんな体験久しぶり。クラストしてカチンカチンの雪面もある。こわごわと12時大峰分岐着。強風が吹き荒れているが、展望はよい。岩木山、八甲田山、十和田湖の外輪が見渡せる。向かい風を受けながら山頂をめざす。12時15分山頂着。鳥海山、岩手山が見える。でも、風が強く立っているのがやっと。写真を撮って、すぐ引き返す。避難小屋、トイレが真っ白になりながら冷たい風の中に建っている。大したものだ。消えかかったふみ跡をたどりながら、稜線からの急斜面を下る。相変わらず猛烈な風。ブナ林に入って、やっと一安心。パンをほおばり、FBに投稿。天気は下り坂。黒い雲で上空は覆われている。14時蟶山に戻る。スノーシューを履いての下りは苦手なため、やっとの思いで冬道の急斜面を下る。誰かとすれ違うかなあと期待したが、期待外れ。15時記帳所通過。30分の林道歩きを終えて、小雨が降り出した15時30分無事車に乗り込む。
 山頂部はブリザード状態でしたが、標高1000mまでは天気に恵まれ冬のブナ林を楽しめました。ラッセルはつらいのですが、そのながめは苦労を補って余りある美しさでした。
 登り、記帳所まで30分、蟶山まで2時間40分、大峰分岐まで5時間、山頂まで5時間15分、
 下り、蟶山まで1時間30分、記帳所まで2時間30分、車まで3時間、行動時間は8時間30分でした。




林道のヘアピンカーブ手前に駐車
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8時50分、ブナ林にやっと朝日が差し込む
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登るに従ってブナに霧氷が
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霧氷のブナの上は青空
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水滴が凍ってできた霧氷のアップ
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蟶山周辺は霧氷で真っ白
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蟶山まで2時間40分
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標高1000m付近のブナの巨木
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白い世界が広がる
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見上げると白と青
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こんもりとした標高1000m付近のブナ林
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ブナ林の中にウサギの足跡が続く
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今日も岩崎方面はきれいだ
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足を踏み入れるのが申し訳ないような眺め
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大峰岳への稜線
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振り返るとよろめいているようなラッセルの跡
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風下に雪煙が!
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天気が下り坂?山頂方面
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大峰分岐から八甲田山
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岩木山にも左側に雪煙が!
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世界遺産のブナ原生林
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能代市方面
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避難小屋と岩木山
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ブナ林の中で記念撮影
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師走の白神岳

2017年12月23日      単独行

 寒さが緩むこの日を逃したら今年中に白神岳に登れないと思い、急遽行ってきました。
 5時、真っ暗な中を能代出発。霧雨が降っている。やめようかなあと迷いながら、何となく登山口を目指す。八森あたりでどしゃ降り。こんなはずではなかったと思いながら、6時10分黒崎着。日の出まで時間があるので、国道わき駐車して30分ほど仮眠をとる。林道には積雪があり、車の通った轍が駐車場に続いている。跡をたどるが、途中で怖くなり引き返して、国道から数十m入った三差路に駐車。7時45分曇り空の下を出発。林道を歩くこと45分、登山口の記帳所着。ここまで車の跡が続いている。登山届の確認に来たらしい。普通車では無理。ランクルかな?8時30分登山口を出発。積雪20cmほど。濡れ雪が重い。冬道の急斜面で30cmほどの積雪、やぶが行く手を邪魔する。30分ほどかけて急斜面を登り切り、尾根上へ。濡れ雪が重く、30cmほど埋まるラッセルがきつい。体力の消耗が激しく、どんどん時間が過ぎていく。10時45分蟶山着。このペースでは山頂は無理かなあと思いながら、行けるところまで行くことに。積雪50cmほど。幾分雪が軽くなるが、それでもラッセルはきつい。雲の切れ間から時々日が差し込む。無風でおだやか。雪を抱えたブナ林がきれい。どこで引き返そうかと思いながら、何となく先へ進む。977mの標高点を過ぎ、稜線への急斜面へ。ガスが深くなり、冷たい風。やめようかなと思いながら何となく登りだす。13時大峰分岐着。強い西風とガス。ここまでくれば山頂まで行くしかない。雪庇に気を付けながら山頂を目指す。立っていられないくらいの強い西風。13時30分山頂着。登山口からなんと5時間。周囲は真っ白。とりあえず避難小屋の写真を撮り、ふみ跡が消える前に下ることに。かろうじて見えるふみ跡を頼りにブナ林に戻る。さっきの風が嘘のように、無風でおだやか。パンをほおばりながらひたすら下る。さすがに疲れが溜まり、両足が痙攣しそう。芍薬甘草湯でだましだまし下る。14時40分蟶山を通過。下界は夕焼け。いやな蟶山からの急斜面を下り、16時25分登山口着。ここから林道を40分歩く。17時05分やっと車にたどり着く。
 ずっしりと重い雪のラッセルでハードな山行でした。白神岳の稜線の状況は上がってみないとわからないと、今回も思い知らされました。久しぶりに疲労困憊で、ビールのおかわりができませんでした。
 登り、登山口から蟶山まで2時間15分、山頂まで5時間、
 下り、蟶山まで1時間10分、登山口まで2時間55分、行動時間は9時間20分でした。




国道から数十mの三差路に駐車、ここから歩くことに。
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駐車場、車のふみ跡は登山口まで。
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登山口は30cmほどの積雪
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枝がうるさい冬道の急斜面
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朝日が蟶山への尾根を照らす
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8カ月ぶりの蟶山
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ウサギの足跡をたどる
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日を浴びたブナ林
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雪を抱えたブナ
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青空をバックにブナの霧氷
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雪の白とブナの黒のコントラストがきれい
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霧氷をつけたブナの巨木
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木々の向こうに白い山並み
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雲の流れが速い
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稜線への急斜面は強い風とガス
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山頂のトイレが見えるとホッとする
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積雪が避難小屋の屋根の高さまで
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私の後に道はできる
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美しいブナ林
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下界は夕焼け
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11月、2回目の白神岳

2017年11月28日   単独行

 絶好の登山日和のこの日を逃す手はないということで山に行くことにしました。。田代岳にしようか、白神岳にしようか迷った挙句、何となく今月2回目の白神岳に行ってきました。

 かみさんが不在のため、午前5時に起きて朝食の準備。朝食をすっかり食べて、6時30分能代出発。東の空が赤く染まっている。目指す白神岳が白くくっきり見える。昼食のおにぎりを調達して7時30分、駐車場上部の記帳所、登山口着。上空は真っ青。気温マイナス1度。雪がないので、重いスノーシューを置いていこうと思ったが、記帳所に「山頂を目指すならスノーシューが必要。膝までの積雪。11/26時点」のメモ。本当かなあと思いながら、とりあえずスノーシューをザックにくくりつける。このおかげで山頂まで行けることに。快晴の中を8時出発。途中の階段が新しくなっている。感謝である。8時20分二股分岐通過。早くスノーシューをはきたいが、登山道に雪はない。8時50分、ここでやっとスノーシューをはく。雪道につぼ足が続いている。26日のものか。苦労しているのがうかがわれる。9時35分、蟶山分岐着。いよいよ雪が深くなってくる。ブナ林に朝日が差し込んでいる。気温があがっったのか、雪が重い。つぼ足は977m標高点手前まで。ここから引き返したらしい。気温が上がったのか、霧氷がボタボタ落ちる。いよいよ稜線への急登。登山道に雪がかぶさり、踏み抜くと穴に落ちる。周囲はきれいな霧氷だが、楽しんでいる余裕はない。何回か転倒し、這うようにして登ったりしながら、やっとの思いで11時20分大峰分岐着。正面に向白神岳、振り返ると日本海がきれいだ。稜線はまだ雪が少なく、やぶをぬうように山頂を目指す。ウサギの足跡が随所に。11時35分山頂着。山頂部の積雪は50cmほど。快晴、気温9度。時折吹く南西の風が冷たいが苦にならない。展望は悪くないが、遠くの山々はかすんでいる。岩木山がやっと顔を出す。こんな天気の中で、山頂独り占めは申し訳ない気持ち。雪で避難小屋に入れず、パンをほおばり12時下山。登りのふみ跡をたどる。気持ちがよい。稜線からの急斜面を下った付近から、つぼ足の跡が続く。誰かがここから引き返したらしいと思いながら下る。標高1000mを過ぎたあたりで追いついたら、なんとショウスケさん。ビックリ!久しぶりに、いろいろ話しながら下る。身体の不調の話題が多いのは、お互い歳のせいか。つぼ足はさすがにきつそう。振り返ると、白神岳の上空は黒い雲。天気は下り坂。喋りながらだと嫌な下りも苦にならないから不思議だ。13時30分蟶山分岐を通過し、どんどん下って15時登山口着。
 最高の登山日和に恵まれ、最高の気分でした。こういう天気は、今年はこれが最後か?ショウスケさんと遭遇し、ビックリするやらうれしいやら。記帳所のメモのおかげで、山頂まであがることができました。感謝です。例年より雪が多く、スノーシュー必携ですね。
 登り、登山口から蟶山分岐まで1時間35分、山頂まで3時間35分、
 下り、蟶山分岐まで1時間30分、登山口まで3時間、山行時間は7時間でした。  




国道から白神岳がくっきり
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新しくなった階段、感謝感謝
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アオモリヒバ林の登山道にわずかの積雪
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朝日がブナ林を照らす
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登山道につぼ足が続く
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上空は真っ青
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青空に映える大峰岳への稜線
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稜線への急登の霧氷
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白い花が咲いたようなブナの霧氷
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振り返ると日本海
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稜線への急登の展望台から山頂方面
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やっと着いた大峰分岐
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もうすぐ山頂
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ウサギの足跡だけの山頂
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山頂からの美しい眺め
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金色に輝く能代
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山頂にて記念撮影
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避難小屋と岩木山
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世界遺産のブナ原生林
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風が強い?白神岳のすじ雲
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大峰分岐から向白神岳(左奥)と岩木山(右)
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つぼ足で下っていくショウスケさん
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☆ショウスケさんのブログはこちらです。


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プロフィール

ナリユキ

Author:ナリユキ
 秋田県能代市にあります浄土宗光久寺というお寺の住職をしております。山登りを趣味とし、機会を見つけて近場の山に登っております。白神岳をホームグランドとして、月に2~3回の山行を目標としており、白神岳には一年を通して毎月1回は登っています。山日記のホームページも開設しています。
年齢的にいつまで続くことやら。

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